(旧暦 長月廿八日)

 なるほど。
 小さな小さな嫉妬ねたみそねみの長年に渡る積み重ねによって生まれ育ったのがカゲロウ。
 そりゃ闇も深いわな。
 一輝は空気読めないから無意識に周囲にストレス与えてる、周囲も一輝の明るさで気づかないうちにストレス受けてる。ってのは、ありそうですね。
 視聴者という第三者視点で見ると、一輝って押しつけがましいところがあって、けっこうウザいし。

 そんな大二のことはともかく。
 さくらが一輝に突っかかるとはね。
 これは、一年かけて少しずつ五十嵐さんチが崩壊する家庭……じゃない過程を描く? そして、一輝は孤独なヒーローとなって、何処かへ立ち去る?
 それやると面白いけど、やんねーだろうな。昭和では定番の淋しいエンドも、令和の需要にはそぐわない。
 家庭崩壊するとしても折り返し点あたりじゃないですかね。で、最後には家族再集結で大団円でしょたぶん。

 平成令和に珍しくOPが、かなり暗くて怖いんですよね。
 だから五十嵐家は一度は砕け散ると思う。