社日、小つち、三隣亡、大雄山道了尊大祭 (旧暦 葉月廿一日)

 入院中で家を離れているのに、息子二人の心理状態をきっちり掌握している母親。
 同じ家にいるのに、売れっ子アイドルの妹しか目に入らず、姉をガン無視な母親。
 この対比は面白かったです。
「幸せな家族だけじゃないんだよ」という台詞は深い。独り善がりの一輝には特に必要な認識です。

 ただ。
 ダメ母親がAパートとBパートで別人すぎました。
 電話に出なかったのは仕方ないとしても、それが誘拐されていたからだったというのに、何事もなかった(まあ無傷で助けられたけどさ)かのように姉を無視して妹の付け人。そこは、一言だけでも、出なかったことを謝れよ。クズか。
 なのにBパート、怪物になっても「そんなの関係ない」って慈母……人格変わりすぎ。
 Aパートの様子からすれば、「あんな怪物、もうウチの子じゃない」くらい言いそうでしたよ。
 あの娘が助かる話なんだから、母親をもう少し丁寧に描いてほしい。それがないから嘘くさい三文話になっちまった。

 開発者氏の部屋が歴代ライダーのフィギュアだらけなのは、どういう世界設定なんでしょ。
 いや前回、マンモス形態のリバイスが電王に似てるなとは思ったんですよ。合体マンモスは先行して出現するレールの上を走行しましたし。
 で、今回の翼竜バイスファイズ似。
 開発者氏がライダーヲタなのは判ったけど……どういう世界なんだ?

 最後、一輝だけが写真から消えるというのは……契約したから人間やめ始めてるってこと?