上弦、京都祇園祭 (旧暦 水無月八日)

 頑固一徹な職人が実は恐妻家と言うか、嬶天下の家庭だった。
 実はこれ、理想的なカップリングだと思います。
 頑固な職人ということは、世渡りが不器用ということ。なので、接客に長けた相方が店の運営をリードするのは大正解。
 五郎さんの場合は営業慣れしてるから、むしろ内助の功な嫁さんが合ってるかもなー。て言うか、ソロにこだわらず、書類やスケジュール管理を任せられる事務員さん雇ってれば、とっくに世帯持ちになってたと思われ(笑)。

 金目の煮付け定食と刺身盛り合わせ定食のコンビがなんで「恋人セット」なのか理解できません(爆)。
 注文を問答無用で金目の煮付けに決定したり、あの洒落た帽子とか、大将はかなりの曲者(演出かと思ったら本物も同じだった)。
 個性派の大将ですが、五郎さんが即席で刺身丼をやろうとするのに気づいて、すぐさま特製のヅケ用ダレを持ってきてくれるあたり、さすがです。あーゆー気配りが、客としては嬉しい。

 即席の刺身丼と言えば。
 その前の喫茶店の、まるで初代セリカみたいなフルチョイスシステムのパフェ、憧れます。
 近所にあったら行くたびに違う組み合わせで楽しめますよね。いいなあ。
 つか、あの女の子はベテランぶりからして、たぶん常連♪