九星陰遁始め、甲子、不成就日 (旧暦 水無月六日)

 念佛と題目の他に、般若心経と光明真言と大悲心陀羅尼(大悲咒陀羅尼)あたりが、代表的なお経と言うか呪文ではあるのですが。
 よろしくないもの(例えば悪霊など)を除ける追い払うために唱える場合、

 題目>大悲心陀羅尼>光明真言>>>般若心経>>>>>越えられない壁>>>>>念佛

 てな感じとなり、ぶっちゃけ念佛では守れません。
 聞くところによると、般若心経も、相手がタチの悪い悪霊だと、かえって怒らせてしまうらしく。

 なお、これはあくまでも敵や危険を追い払ううえでの効果であって。
 例えば、悪意のない迷い霊にしつこくすがりつかれてる、みたいなケースだと、むしろ念佛のほうが効果的かもしれません。その霊を阿弥陀如来西方浄土に迎えてくださいますからね。
 また、般若心経は大般若経という膨大な経典群を徹底的に圧縮した、謂わばアーカイヴ経典なので、お経としての重要性は高いのです。ただ、魔除けにするには心許ない……というか用法違いなだけで。

 まー、お経をお守り代わりに考えること自体、不敬とも言えますが。(;^_^A
 そもそも、お釈迦様は、そんなこと一切おっしゃってませんからねー。