朔、四万六千日 (旧暦 水無月朔日)

 昔ながらの木造りの古い定食屋。
 なのに、厨房の大将はハンチング帽。しかもメニューが攻める攻める。
 分量が大中小表記でないのは愛嬌のレベル。
「32度」とは、そーゆー意味ですか。トンカツのレア。そりゃ数量限定になるよな。
 久住さんが食べてたカツカレーも、かなりユニークな感じで。
 とにかく全部が旨そう。喰いてーっ!
 油に投入した瞬間にブワッと散らばるパン粉も欲しいーっ! 天カスみたいに使いてー。

 あの店、ミックスフライ御膳は、ないのかな。
 あったらロース、ヒレ、エビ、クリコロ全部を一つのメニューで楽しめるのに。

 ところで五郎さん。
 海老フライは尻尾がもっとも香ばしくて甘いんだから、お残し厳禁ですよ。