どーせ、また安直な企画だろ。
と思ってたら。
https://hobby.watch.impress.co.jp/docs/news/1327051.html
安直どころか、そのボタックリ価格に、びっくり仰天。
立案したのがバカなのは、まちがいないとして。
企画通した偉い人もバカですか?
この手の企画商品では平成ライダーの時計が、まあどれもこれも微妙な出来で。
まさか、それらを圧倒的に凌駕するダメダメな商品が出るとは思いもせんかった。
これでは、かつての円谷を動かしていた人たちも浮かばれません。
『セブン』のキャラ物として腕時計を出すなら。
何を置いても、ウルトラ警備隊のビデオシーバー(腕時計型の動画通信機)を模った物にすべきでしょう。
さすがに動画表示機能は無理としても、画面をモニター風にデザインして、そこにデジタルで時刻表示なら、いけると思う。
あと変化球でいくなら、欠番にされた第12話に出てきた重要アイテム「宇宙時計」(スペル星人が地球にバラ撒いた吸血時計)を模った腕時計にするのも楽しそう。今の視点で見れば、まさにレトロフューチャーな外見で。
本編こそ欠番封印扱いですが、時計だけなら大丈夫じゃ…………ダメかな。
何年か前に、「撮影用プロップを正確に再現した」との触れ込みで科学特捜隊のスーパーガンの模型が出て、妖之佑も買ったのですが、その価格に対して残念ながら出来が微妙でした。
プラ製だから軽い。それだけでも残念すぎるのに。
怪獣の鳴き声が鳴るギミックなんて要らんのだよ。しかも光線発射の劇中音はスーパーガンでなくスペシウムの音だし(泣)。
そんなのより「銃器」と錯覚させる出来にしてほしかった。つまり、重さを実感できる“光線銃のモデルガン”を作ってほしかった。
比べたら『牙狼』は恵まれてるな。
魔導輪ザルバたちは、喋るギミック付きのも、ガチのアクセサリも、どちらも中々の出来だったらしく(持ってないけど)。
前にも言ったけど。
ガラケーせめてガラホに元気があったうちに、ファイズフォン、カイザフォン、あるいは北米作品ですが『STAR TREK』(TOS)の通信機などを正確に模った、ガチで通話できるケータイを出してたら、そこそこ売れたと思うですよ。
いやむしろ、今なら機種変せずにケータイ会社を渡り歩ける時代なので、通話のみプランで契約する前提で、これらのキャラ物ケータイを出しても、いけるかもしれん。通話だけで充分ネットは要らんという人だけでなく、メインにスマホという人がサブ用に買うんじゃね?
難易度かなり高めですが。
もしも、バンダイが東映とスズキに呼びかけて。
ナンバーを取れる、つまりガチで公道を走れるサイクロン号や新サイクロン号を受注生産の形で開発したら、かなり高額でも予約完売すると思うんですよね(残念ながらハリケーン号は翼が法的にNGだと思う)。
どこぞのホワイト企業な魔王様が言ってました。
「キャラと同じ物を所有したいのだ」
と。
そんなヲタク心理を理解しないままの商品開発では、いつまで経ってもダメダメなままですよ。