彼岸明け、大つち (旧暦 如月十一日、初午、田打ち)

 暴走する力と和解して、強化成功。
 平成・令和のパターンではありますが。
 そこに、物語を語り聞かせて相手の心を開いてもらう、という小説家としてのスキルが加わったのは良かった。それでないと主人公を作家にした意味がない。
 倫太郎の覚悟というのは、たぶん、あくまでも組織に付いて飛羽真と対立する、ということでしょうね。
 賢人は飛羽真がプリミティブを使いこなしたことに驚いていたので、賢人の見た未来には無かったルートなのでしょう。それでも次回、賢人は蓮の聖剣を狙うようですが。





 真魚ちゃんは仕方ないとしても。
 氷川刑事も小沢管理官も棒読みやな。むしろ、尾室くんのほうが台詞きちんと喋れてて笑えます。
 氷川刑事の怪物目撃証言に対して否定的な聴聞会のお偉方に、未確認生命体事件で射殺優先の命令を出した長野県警本部長の中の人がいるもんですから、あそこに一条さんが駆け込んできて氷川刑事を擁護してくれる妄想とかしてしまいます(笑)。
 もちろん、全話を通し『クウガ』からの客演を一切させなかったのは大正解だと思います。
 アンノウンは同じタイプが複数でチームを組む。『電王』のモグラどもみたいですな。
 G3は修理ついでの強化で、アンノウン一体を撃破。失礼ながら意外でした。あの弾丸の威力はアギトのキック並みということか……。アギトにボコボコにされたということは、小沢管理官は設計で防御よりも攻撃にステ振りしたのかな。
 ギルスをすぐに登場させないのなら、それまでOPはアギトとG3の二人だけにすべきでした。とある蜘蛛子さんだって、OPの姿は本編にシンクロして進化してるんですよ。
 さすが白P体制。仕事が雑ですね。