針供養、三隣亡 (旧暦 師走廿七日)

 二千年前の昔話の中にタッセルいたね。肩に飾り付いてる。
 ということは、かつての剣士?

 大奏寺がガチで刀鍛冶の家系なのは、ともかく。
 あの真っ赤な鉄を鍛えるシーンから、どうしてモロ樹脂色な聖剣ができるのか、誰か説明してくれ。

 芽依が編集部勤務だからできる、取材を装っての被害調査。あれだけ大勢の犠牲者がすでに出ていたとは。
 つか、マジでソードオブロゴスは何やってんだ? セイバーを叩くだけで、ちっとも人助けしてねーだろ、あのバカ組織。

 で、ファンタジック本屋を訪れた年長者二人は、相変わらず飛羽真にケンカを売るだけ。
 いや、世界を救うことの意味を飛羽真に説教してる暇あったら、人助けに走れよな。目の前で苦しむ一人でも助けるほうが、意味のある行動だよ。これは飛羽真のほうが正しい。
 芽依も、そこを尾上に言ってやれよ。

 とにかく「少し響いた」大奏寺は組織を抜けて飛羽真側に。
 飛羽真は元々が組織のメンバーじゃないけど、大奏寺は完全に裏切り者扱いされるぞ。
 玲花が辛辣に言いそうだし、蓮も怒鳴り散らしそうだな。

 こうやって一人ずつ南極基地を離脱する流れで引っ張る?
 とは言え蓮と倫太郎は、少なくともソフィアさん復帰か、あるいは玲花の暗躍がバレるまでは、ずっと飛羽真と対立するような気もしますね。二人とも組織ベッタリだから。
 倫太郎が暫定的ラスボス代理あたりになるのかな。





 今のは鉱物の石と気持ちの意志とをかけた面白いジョークを医療従事者の医師が言うという高度なジョークです。
 はいっ、アルトじゃーないとー!

 鉄壁の紫を仕留める寸前まで行った第45号(打たれて転がりつつ離れようとするクウガとの間合いを常に維持するあたり、かなりの手練れだと判る)が実は前座。本命はリストラされた元社員つまりただの人間だったという仰天エピソード……何と大胆な。今なら、スポンサーのダメ出し確実だろ。
 グロンギの死体を検死解剖する椿さんのメンタルは鋼ですか? おかげで、グロンギクウガは同じものと確定しましたとさ。これで大丈夫と言ってしまう五代のメンタルは、さしずめチタンですね。
 会議の名の下の座談会は温かくて良いですね。
 前のエピで、合同本部に入った五代の「今日も頑張りましょう」という通信で皆が笑顔になったり、桜子さんと榎田さんが五代をネタに女子トークしてたり、直接であれ間接であれ五代がみんなを笑顔にするというのが、凄いな。クウガは癒やし系ライダーとは、よく言ったものです。
 不遇であり多感な年齢でもあるのは判るけど、夏目実加はやっぱり面倒な性格してる。
 第0号は何を考えてるんでしょうね。あれだけ同族を始末したら、後には何人も残らないのに。これって種族としてはヤバイんじゃないの? 滅亡するんじゃないの? それとも、現代のリントに石を埋め込んで仲間を増やすとかの方策でもあるん?