大つち、三隣亡 (旧暦 師走十日)

 おそ松おじさんは、実松さんの代わりなのかな。絵柄はともかく、内容がやたら現実的すぎて怖いんですが。
 元々は真面目な勤め人だった。けど、どれだけ努力しても才能や何やかやには決して勝てないどころかどんどん引き離される。それを思い知らされての一気に転落人生。妻子に逃げられて自宅はゴミ屋敷の一歩手前。近所の人たちは子供に「あのおじさんとこに行っちゃダメ」と言っている。
 なのに子供たちが遊びに来るのは、おそ松おじさんが良い人だからなのでしょう。
 でも、良い人が報われるとは限らないのが世の常。良い人ってだけでは勝ち組になれないのが世の理。
 おそ松おじさんの大粒の涙は身につまされます。

「謎の多い料理店」は久々に十四松の狂気を観られたな♪