大寒、臘日、二十日正月 (旧暦 師走八日、事始め)

 う~ん。
 羨ましくも世間で盛り上がっている『ひぐらし 業』。

 これまでのルールが破られている感が、どんどん強くなってますね。
 まさに副題の「騙し」のとおり。

 あ。
 ええ、こちらの地域では観られませんよ。
 でも我慢できなくてね。
 まとめサイトでストーリの内容だけは確認しているのですよ。にぱ~☆

 で。従来の各編にて安全キャラだった大石さんや赤坂、さらには、園崎ママに村長までもが『業』では発症。となると、もう次に誰が爆弾になるか判りゃしない。
 というか極道の妻や村長はともかく。興宮が本拠地の大石さんや、まして東京在住の赤坂が発症する事態は、視聴者にとっては素直に頷けぬ状況。いやそれどころか、大石さん以降のは発症ではなく発狂レベル。もはやL5ではないかもしれないな。
 本当に何が起こってる?

 さて、ここで思い出そうよ時報さん。毎度毎度、発症して亡くなったあの人。
 彼は、ときどき雛見沢に通っている程度なので、大石さんよりも発症リスクは低いはずです。
 にも関わらず毎回を必ず発症して終えていたのは、そう、あれですよね。

 人為的に発症させられた。

 とすると『業』の場合、大石さん以降の発狂レベルは人為的に発症させられたという説、あるんじゃないのかな。と考えるしかないんですよね。
 従来レベルと思われるレナと魅ぃのときは、梨花ちゃまを手にかけたのが別人の可能性もあるし。
 そして『業』では時報さんが時報しない。毎回を34号との逃避行にあてている(生きてるかどうか知りませんがね)。雛見沢大災害も起きていないから、入江機関の指揮権が34号から他に変わっているというのは、ほぼ確実かな。
 であれば、怪しい注射器も34号によるのではなく別の誰か、あるいは別勢力ということに? 診療所を訪れた風邪気味圭一が「改装中」のため追い返されたことからも、入江機関でのクーデターというよりは、「東京」の勢力図もしくは方針が変化したと見るべきでしょうね。当然、山狗は時報&34号カップルの敵になっている。

 さてさて。
 未だ発症していない大人はと言うと、知恵先生と監督と葛西さんと鉄平と間宮リナあたりか。いちおう鬼婆と前原夫妻も入れてもいいけど(笑)。
 鉄平とリナは発症しなくても迷惑人だから、どうでもいいとして。
 この中では、とにかく監督が発狂するかどうかで黒幕あるいは、その傀儡が判るかもしれませんね。

 そして『業』では一貫して言動の怪しい沙都子が、「騙し」に絡んでいるのかどうかも気になるところです。
 あー。
『業』ではすでに、にーにーが目覚めているというのもありえるかな。だから悲劇の前提が変わってしまった、ルールが変わってしまった、とかね。

 まとめてみます。

「鬼騙し編」 レナ 6/23 前原御殿
「綿騙し編」 魅ぃ 6/20 園崎本家
「祟騙し編」 大石 6/19 古手神社境内
猫騙し編」 赤坂 6/13? 古手神社の倉庫兼住居
       園崎茜 6/15 園崎本家
       公由 6/21 鬼ヶ淵
       K1 6/13 エンジェルモート

 やはり法則性が見えんな。手当たり次第に狂わされてる感じだよ。
 ただし「鬼騙し」のレナと「綿騙し」の魅ぃは、描かれている範囲では、その攻撃ベクトルが梨花ちゃまに向いていない。発症の様子も発狂ではなく従来のL5に収まってる感じ。
 と言うか、「鬼騙し」は「鬼隠し」と「罪滅し」を足して二で割ったような展開であり、「綿騙し」も「綿流し」&「目明し」の詩ぃと魅ぃを入れ替えた話になっている。であれば「鬼騙し」も「綿騙し」も見えている範囲では従来の分岐の一つと言える。レナも魅ぃも大石さんたちみたいな狂いかたをしておらず、しかも梨花ちゃまを手にかけていないかもしれないのだから。
 なので、ひょっとしたら「鬼騙し」と「綿騙し」では他に発狂したのがいて、そいつが梨花ちゃまを殺ったと考えられないかな。その後は追加の惨劇が起きていないことから、梨花ちゃま殺しの犯人も事件の中で死亡したのかもしれない……てことは犯人は?