初観音、不成就日 (旧暦 師走六日)

 いや、いちおう予想の一つではあったんですよ。でも、まさかなー、と。
 ガチだったか。「斬れ」の意味は人からメギドを切り離す“外科手術”のことだったか。最光には、その効力があると。
 光の剣だから、たしかに浄化力があっても不思議じゃない。メギドを闇と考えるならね。
 このあたり、初期の飛羽真なら閃くと思うんだけどな。だからこそ書物に詳しい作家って設定にしたはずだし。トースターの玩具を見て、本が体から飛び出すのを連想するより、ずっと良い。
 石頭の倫太郎は闇堕ちコースまっしぐらっぽい。上司が悪だと、本人に自覚なくても悪になっちまうのが社畜の宿命か。いや、アンジェラすら、さらに上に騙されているという線も捨てきれないけどね。何せ、描きかたが露骨すぎるからサー。
 直情型のバカは置いといて。
 残り二人の大人が、どう解釈するか、どう動くか。
 散々こじれた挙げ句、ソフィアさん現場復帰であっさり和解なんてのは、やらんでくださいよ。
 むしろ終盤まで倫太郎たちソード・オブ・ロゴスとは決別したままでもいい。そのほうがストーリも立体的になると思うし、そもそも主人公側の剣士が多すぎた。『龍騎』みたく総当たりの大混戦ならライダー大勢でもいいんだけどね。
 ところで、未だにOPにカリバーがいるけど、再登場あるのかな? それとも二代目カリバーが出てくる? 誰か剣士を闇堕ちさせてカリバーにするとか? 上條さんから託された闇の剣は、すぐに消えたもんなー。あれ、誰かが……と言うか黒幕が持ち去ったということなのかも。





 ついに切り札を使って自らを強化したコウモリ男。
 なのに、カブトムシ男に圧倒されてタジタジとは気の毒な。格の違いが絶望的ですね。
 警察の中に五代が混じって話をしてるってのが、何とも五代のあれこれが報われてる感があって、いいですね。でも、あんなに露骨に行動してたら、ただでさえ第4号の戦闘シーンを撮りまくってる優秀なマスコミに、正体までバレちまうぞ。
 タクシー運転手って、どんな奴を乗せるか判らないから、怖い仕事だと常々思うのですよ。実質、見ず知らずのヒッチハイクに応じるのと変わらん。運転席をもっと防御力高く作ってもいいと思うんだ。
 さて、タクシーを封じられた強酸ベアクロー女は、どうするのかな。
 一条さんとバラのタトゥの女のシーンは、とにかく幻想的すぎて(瞳にちゃんと火花が映ってるんだよな)。