下弦 (旧暦 長月廿三日)

 一次分は受付開始直後に完売したらしい……。
 根強い人気で良き哉良き哉。

https://p-bandai.jp/item/item-1000151872

 1/144 Mk-II の完全変形は初だと思います(1/100 は完全変形だったはず)。
 同スケールの H.C.M. が頑張ってはいたけど(実際、変形以外はかなり良い)、股関節や腿のあたりが不十分で歪なプローラーになっちまうんだよね。こ~んな感じに。→  ̄l_ なのでエルガイムがぶら下がることはできても、ちゃんと合体ができなかった。
 プラモなんだから本当は一般販売してほしいところですが、仕方ないのかなぁ。
 同時期発売のHGエルガイムとHGオージ(オリジナル・オージェ)は一般販売とのことで、これは救いとなります。

 この三機にバッシュが加われば、最終回の再現ができるのにな。ぜひともHG化してほしいですね、バッシュも。
 となれば、AテンプルやCテンプルも欲しくなる。
 いや、いっそのこと、Bテンプルら未登場のテンプル・シリーズもプラモ化していただきたい。デザインは存在するわけだから限定販売なら可能ですよね?
 ついでに完全変形ヌーベル・ディザードも(笑)。ついでにMk-III も(爆)。

 余談だけど、エルガイムのスーパーH.C.M. が出来すんごく良かったんだよなー。
 飾ってたら紫外線焼けしちまったけど(涙)。

 あの物語に登場したオリジナルのHMというと……フル・フラットが所有していたガイラムの他は、エルガイム(ガイラムのデ・チューン&偽装)とヘルミーネ(Cテンプル)とオリジナル・オージェ(ただしニコイチ機体)の三機だけなんですよね(ヌーベル・ディザードをオリジナルHMの改造でテンプル・シリーズの一つとする説もある)。他のA級はすべてレプリカ……と言うか作中の「A級」という言葉がほぼレプリカと同義で、唯一の例外がアモンデュール(と Mk-II)。
 最終話にBテンプルがゾロゾロ出てくる予定だったとのことで、それはそれで観てみたかったですね。
 思えばダバとポセイダルの決戦は、Mk-II とオリジナル・オージェが共にBテンプルのパーツを使っているわけで、Bテンプル同士の闘いと言えなくもない。そこにスタッフは没案となったBテンプル隊の思いを込めていたのかもしれませんね。

 富野監督の御意向を受けてでしょう、永野護さんは「エルガイムにファティマはいない」と明言されてますが。
 その一方で反発なんでしょうか、氏によるエルガイム関連のイラスト(設定画を含む)には必ずと言っていいほどファティマの存在がほのめかされていますね。それらによると、エルガイムの頭部にはクローソが、Mk-II(BテンプルNo.3)の頭部にはティータがいると誰でも推定できます。つか、誘導してはるやろ永野はん(笑)。