(旧暦 長月廿一日)

『魔女の旅々』
 珍しく闇の皆無な話。
 いえ、最初に魔法使いの群れに取り囲まれたとき、何事か? と不安にはなったんですけどね。先生の仕込みだったとは。
 そう。先生。
 フラン先生が、こんなに早く再登場するとは! もっと遅く、ひょっとすると最終話くらいかなと思っていただけに意外。
 取り立ててどうこうでない至って平和な回でしたが、イレイナにとっては望外の、そして素敵な休暇となったことでしょう。
 フラン先生の黒歴史が、まさか後にベストセラーに化けるとはね。先生、著作権主張してもいいんじゃね?(笑)

『神様になった日』
 前回のラーメン回に続いて、今回は麻雀回。しかも意味不明な手の連発……何がしたいんだ?
 とにかく、決勝戦参加者の残り三名が気の毒で気の毒で。
 お遊びが続いて、気づけば世界が滅ぶまで残り十二日なんですが? いいんですか?

無能なナナ
 緊迫のやりとりの末、ゲス念写野郎の暗殺に成功。写真を逆手に取るとは流石。
 でも実は今回の山場は、その後でしたとさ。幸せそうな笑顔で亡くなっている(爆)念写ゲス野郎がただの前座で、少しだけ不憫に思えたよ。
 自分の絞殺捏造写真について何とか誤魔化したものの、中原犬に一番あかん写真を見られた。
「何か見ちゃいましたか?」と中原犬に迫るナナの笑顔が完璧にL5発症した竜宮レナさんのそれですわ(笑)。
 楽しいなあこの作品♪

『アサルトリリィ』
 真面目すぎるが故に夢結様は天然ということね。
 各室の名札がそれぞれ個性的で面白いですね。こーゆーところが丁寧なのは好感が持てます。
 ラムネとは不思議な飲料で、その誕生からの経緯あれこれをきちんと記せば、たぶん一冊の書籍ができると思われ。その奥深さはカレーパンにも匹敵しよう。昔と違って今は飲み口がプラになってて、完全なガラス瓶のラムネってまず見かけないんだよなぁ。つか残ってるのかどうか……。
 なお、ラムネ菓子を偽ラムネとするのは、さすがに失礼。そもそもカテゴリが別だから。
 しかしなぁ、夢結様のしたことは「良い事」だったんだろうか? 熱中症のマラソン選手がヨロヨロ歩いてたとか、行き倒れの旅人が苦しそうに「み…水……」と言ったとか、ならともかく。あれでは子供に「駄々こねたら思い通りになる」と学ばせただけなんだよなぁ。
 EDが特別ラムネ仕様で、これまた楽しい。
 しかし、夢結様のルームメイトは何やら裏がありそうでなさそうで。わざと一言多くしてね?
 そして、最後に出てきたあれって、かつての夢結様のチャームでは? 夢結様のお姉様が「預か」っていったあれ。これは実に不穏な予感。

おそ松さん
 にゃーの境遇が重たい。これはギャグアニメじゃなかったのか?
 一方で、トト子ちゃんは天職に巡り会えたかもしれん♪
 Bパートはベタベタ昭和ギャグじゃねーか。いや大好きですけどね。



 なんで、こっちで『ひぐらし』やらんのやーっ!!(涙)