大暑 (旧暦 水無月二日)

 都の発着が Go To から除外されたため、都知事は安心して「四連休中の不要不急の外出を控えるよう」公言できるわけですが。
 他府県の知事も、ここは思いきって「Go To の期間中には不要不急の外出を避けてほしい」と、はっきり言うべきだと思います。政府が怒ろうと関係ない。
 そして、国民一人ひとりもです。「Go To だから遠出する」という、判断責任を政府に丸投げする思考停止状態は恥と知るべきです。「政府が旅行に出ろと言ったから出かけたら感染した。責任取れ」と騒いだところで、政府が何か保障するわけではありません。空港でワクワクしてる連中、そこンとこ判ってるのかね?
 政府がリスクの高い Go To を強引に推し進めようとしても、国民側から総スカン喰らわせてやれば、感染拡大の危険性を減らせるのです。
 日本医師会が政府の方針に逆らって「我慢の四連休にしていただきたい」と公言したのは、異例であり重要な事だと思います。

 これまでの動きを見ていると、政府は数値が危険域を越えてからしか動きません。本当なら、危険域に達しないように対策すべきなのに、その責任を果たしたことがない。津波で例えるなら、津波に家々が流されてから避難指示を出すようなものです。
 安倍政権が無能なのは、もう十二分すぎるほど判ったわけで。
 ここからは日本国民の民度が問われる段階なのだろうと思うのです。



 てやんでぇバーロー!
 こちとら、ここ何ヶ月も、某県庁所在地に行ってねーんだよ! 行きてぇのによぉ。
 それはなァ、オイラが感染する怖さもあるが、それ以上にウイルス持ち帰って親に感染させるのが怖いからなんだよ!
「自分、体力あるから平気。旅行だ旅行だ」と浮かれてやがる連中、判ってんのか?
「自分が病気になるのは自己責任」じゃ済まねーんだよっ。身内だ他人だに関係なく、周囲の弱者に感染させちまうリスクをできるだけ避けるのは、全員の責任なんだよ。
 てやんでぇバーロー!