百鬼夜行

 鬼というと一本角か二本角。
 あと例外的な珍種に零本角も。
 かなり古い漢字には角の無い「鬼」の字もあったそうな。上半身が点の無い「田」なんですね。
 逆に、二本角の「鬼」の字は無さげ。「畄」みたいな感じであったら楽しいのに(笑)。

 三本角とか五本角とか十本角とか、いっそ無数角とか、ないもんですかね。
 いや無数だと角じゃなく棘か、もはや。

 まー学術的には、二本角にのみ意味があるんでしょうけどね(鬼門からの丑寅からの牛の角ね)。
 なお、赤鬼と青鬼で角の本数が違うというのは、まったくの迷信です。

 ちなみに鬼星から来たラムは両親ともども二本角。
 一方で従兄弟のテンは一本角、なのにテンの母親は二本角。
 なんでやねん?