大寒、二十日正月 (旧暦 師走廿六日)

 ギャグをディスられた際の、イズの顔が怖い(笑)。
 超胡散臭い不動産セールスマン。あれ投資用として売りまくってるから、じきに行き詰まるね。
 ただ、本人の意識下には「家」への純粋な憧れがあり、そこが鍵となりそうな。
 一方で、卑怯な手を嫌う 1000%社長自らの筋書きが、かなり卑怯だったりする。こっち側の人間を恐怖心で煽り、間接的に対戦相手のヒューマギアを追い詰めて暴走させる。それを退治して、自説の正当性を“証明”。この出来レースが卑怯でなくて何だと言うのか。
 偉ぶってるわりに、小物臭がますます強くなってきました。そろそろ尻尾を出してくんないかな。つーか、あんな展開で売れるんですかね、サウザーのベルト。
 1000%の言うことは理解できる。優秀すぎる人工知能が増えすぎるのは危険。すべての労働をヒューマギアに委ねた人類は能力的に退化し、ヒューマギアに飼育されるしか生きる道が無くなりかねない。
 ただ、アークに悪意を植え込んだのも 1000%なので、そこの真意がまだ判らないかな。ヒューマギアを暴走させるのと同様の演出とするなら、いささか過剰だと思うし。
 対比すると、或人の言うことは理想であり綺麗事にすぎない。この点では、残念ながら 1000%に同調せざるを得ないかな、と。だからって、奴のやりかたを認めるわけじゃないけどね。
 そろそろ同じパターンの展開に飽きてきました。お仕事勝負なんて必要?





 新EDの意味が見えてきました。奇しくも裏番組と同じテーマになりつつありますね。
 要するに、人類が自分たちの権利を脅かされていると感じるがゆえの対立。相手が自分より優秀だからこその恐怖。強い異形であるという点では、妖怪もロボットも同じでしょう。逆に相手が弱い異形なら、まちがいなく捕まえて実験するか虐待するかだもんなー。こっちは『E.T.』とかが判りやすいケースだな。
 ただし、あの無能総理は、自分の支持率が目的だと思われ。今まで散々、鬼太郎たちの世話になっておきながら恩知らずなことで。まあ、狸&妖怪獣の件と言い、名無しの件と言い、ダメっぷりばかり発揮してたからね。ここらで一発ホームランが欲しいところなんでしょ。さもなくば、それら事件によって政治生命を危うくされたことへの私怨かもしれない。どちらにしてもロクな総理じゃないな。
 あの対妖怪銃、ひょっとして、ぬらりひょんが技術提供してないかな? 少なくとも裏で「妖対法」への道筋をつけたのは、ぬらりひょんだろ。あの総理に、そんな政治能力や指導力はないからね(委員みんなビビッて辞表の山とか草生えるわー)。
 悪い妖怪に対する方策を用意するのは行政の責任者として当然のことなんですが。問題なのは、陽子さんが指摘したとおり、悪くない妖怪のことを何ら考慮していない点。何せバカ総理だからなぁ(反対意見に耳を貸さず強行するのは無能である証。無能でないならファシスト)。
 ぬらりひょんは「妖対法」を理由に妖怪たちを焚き付けることに成功。
 一方、法案は頓挫し委員たちは逃げたものの、総理の手元には対妖怪兵器と専門部隊が残る。
 いよいよ全面戦争の様相が見えてくる感じですか。間に立たされるであろう鬼太郎や、まなの動向は如何に? 去年と同じことだけは、やらんでくれよ。信じてますからね。
 今期は、ねずみ男の台詞が光るんですよね。「この世は、まだらにできてんだ。白黒はっきりさせたら、しんどいだけだぜ」って、かなりの名言でしょこれ。さすが半妖。