納めの不動 (旧暦 師走三日)

 別に批判する意図ではないのですが。
 関さんの言うことって、要するに昔のSFをなぞってるんですよね。
 人が肉体の束縛から離れるというのは、半世紀前のSFにすら定番のものでした。
 例えば『STAR TREK』(TOS)で、人類を乗せたエンタープライズ号が宇宙の彼方で遭遇する超知性体は、かつて人だった存在が進化の果てに肉体を捨て精神のみの存在になったものであり、まさに関さんが言う人の進化そのもの。
 これはSFではありませんが。UFOに乗って飛来する宇宙人は実は宇宙人そのものではなく永い旅に耐えられるよう宇宙人の精神を人工知能にコピーしたものであろう(その筋で有名なグレイが人工生命体という推論は、けっこう有力視されてる)、地球人が自らの代表として“親善大使”を遠い宇宙に送り出すなら同じく人工知能にして宇宙船に乗せるだろう。という説が、やはり半世紀前から語られています。
 人が肉体を捨てたら永遠の命を手に入れられるのか? と考えると、ネットの存在が大きいですかね。某少佐みたく、ことあるごとに自己の分身をネットにバラ蒔けば、それはある意味で永遠に生き続けることになる。
 不老不死を求めて自分の脳から電子回路に意識を移動(ここはコピー不可と設定しときます)中に、深刻な事故が起きて断線・停電。復旧したときにはデータ消失してて、ご本人も身体を残して消失。なんてのは掌編の小ネタくらいには、なりますか?