終い天神 (旧暦 霜月廿九日)

 日付の変わった真夜中に七歳児を電話に出させて賞品せしめようと目論む毒親には不快感しか憶えません。
 去年も言いましたけど、フジTVは放送時間を理由に子供の参加をお断りすべきです。深夜は子供が起きていていい時間帯ではありません。夜更かしが子供の成長に悪影響ということについては専門家の意見も一致しております(たぶん)。
 さんまさんが上手くあしらう、でもいいんですよ。合格させずに「ほな、おやすみー」で終わる。これを続けていれば、子供をダシにしても合格できないとバカでも学びます。変に情けをかけるから、次の年にも真似する奇知外親が湧いてくる道理です。この連鎖は、やめさせないと。

 今年のまともな視聴者参加の人は、最後の「もう時間がない」と言われて手短に語った、あの四十代の“おじさん”だけでしたね。あれでいいんですよ、あーゆー一発芸的な短さで。それでトントントンと進めていけば、もっと多くの人が参加できる。
 今回、最初の七歳児に時間を取られすぎました。さんまさんも歳だから、子供相手だと無下にできないのかなぁ……。

 離婚してないのに別の女と結婚式あげる男とか、そこに参列する男の両親とか……凄い闇だわ。
 毎年、一件は、こういう怖い話ありますね。

 マツコさんの寸劇は、去年も一昨年もたしかラーメンが熱すぎて食べられないシーンで終わったと思う。去年は客船から海に落ちてラーメン屋。一昨年は入院してる病院から脱走してラーメン屋、だったっけ? このパターンに固定するつもりかな?
 個人的には初参加のときの、クリスマスの夜に独り淋しく呑んでるマツコさんが街をさ迷った挙げ句、さんまさんと八木さんが賑やかにしている小屋の窓に羨ましそうに妬ましそうに貼り付くヤツが一番面白かったですよ。て言うか、毎年貼り付けばいいのに(爆)。

 八木さんは、とにかく骨休めの機会とでも思って、しっかり体を治してくださいませ。お大事に。
 いや、けっこう多くの人が期待はしてたと思うんですよ。
「もしもし?」
「あ、夜分おそれいります。判りますでしょうか?」
「はい、判ります」
「で、お名前は?」
「八木です」
 カランカランカラン♪

 という流れをね(笑)。

 本当に唐突に駆り出されたであろう中野さんも、お疲れ様でした。