納めの金比羅 (旧暦 霜月十四日)

 なるほど。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191207-00068968-gendaibiz-ent

 ロメロ作品の解説は、どうでもよく。(をぃ
 記事中に出てきた『ホワイト・ゾンビ』なる作品が気になり、調べました。

 ふむふむ。これは本来のゾンビというものを(創作の範囲で)ちゃんと描いてますね。
 つまり、ゾンビとはブードゥーの司祭が使うゾンビ・パウダーなる薬によって人が奴隷化されたものである、ということ。この方法で司祭は罪を犯した者を罰する。
 もちろん、そんな不思議な薬が実在するわけではなく、ゾンビ・パウダーとは、ある程度の思考力を奪う劇薬であって、それを使って有無を言わさず犠牲者を奴隷として監禁し強制的に働かせる、謂わば社会的制裁。司祭によって罪人の烙印を押された事実こそが最も重要で大きいという性質のもの。司祭が有罪を言い渡したことで、ブードゥー社会での人権を失うわけですね。
 これこそが本当のゾンビ。断じてバケモノではないのです。

 いやー、こんな作品があったとは知らなかったです。
 不勉強でございました。