社日 (旧暦 葉月丗日)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190927-00010000-magmix-ent

『おろち』は本当に名作ですね。
 楳図かずおさんとくれば基本、オカルト的恐怖なのですが。
『おろち』は主人公おろちこそ人外の存在ではあるものの、それは人の生涯を傍観するための都合で設定されたもの。主役は各エピソードで、おろちが見守る対象のほうです。その人物の人生あるいは半生もしくは小さな事件を描いた作品。主人公の天才外科医より患者の言動にウエイトが置かれる手塚先生の『ブラック・ジャック』に似ているとも言えます。
 あ、また読みたくなってきた。て言うか、もっともっと続けば良かったのに、なんであんなに短かく終わったのか(全九話、サンデーコミックスで全六巻、秋田文庫で全四巻)。
 今でも気になってますよ、おろちが何者なのか。