ようやく、ここまで来たか。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190919-35142842-cnn-int

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190919-00010004-newsweek-int

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190919-00000004-giz-sci

 コメントを見ると誤解している人も多いようですが。
 これは、米軍が軍事的国防的脅威に真摯に取り組む姿勢を見せただけのことです。地球外知性体の存在に言及したわけではない。
 自国の領空内を正体不明の物体が飛んでいたら不愉快だしキモイし危険かもだし、ってコトね。だから目撃したら黙ってないで報告しろよ、と公言・広言した。
 航空自衛隊や日本の航空会社ではパイロットが、この手の異常な目撃を報告すると左遷させられるというのはデフォらしく。元自衛官さんのUFO著書では、組織の石頭さを日本の防空にとって危険な姿勢だと批判なさっています。
 日本に比べれば現実をしっかり見ると思われる U.S.A. ですが、ことUFOについては、どうなんでしょうかね。かつてのグラッジあらためブルーブックも、一見すると真摯な調査活動に見えて、実はUFOを完全否定するためのお膳立てにすぎなかったことは後世あきらかになってますし。どこの国にも馬鹿な石頭はいるということか。
 そんなこんなで、ようやく米軍が積極的な目撃報告を促す姿勢を見せた。これは真面目に国防を考える人が増えたことと、あとUFO……いえ、UAPの存在が無視できないほどに大きくなっているのかもしれませんね。
 昔、『11PM』のUFO特集で、ときどきコメンテーターとして出ていた米国公文書の専門家氏(今は政治家になってますがね)によると、こういった目撃報告と軍がそれをどう確認したのか、あるいは確認できずに終わったのか、という情報は仮想敵国にとってたいへんに美味しいものなのだそうで。つまり未確認飛行物体をどう察知したか、どう調べたかということ自体が軍の探知能力に直結するので外には決して明かせない性質のもの、ということ。
 なので、今回の米海軍の姿勢がブラフでない限りは、わりと切羽詰まってねーか? とも思えるわけです。相手は露西亜か中国かナチ残党か? はたまた悪の秘密結社か? それとも…………?