(旧暦 卯月五日)

 実際、交差点にて直進車の妨害をしつつ右折するバカ車は多いです。
 判ってない右折バカに言うけど、直進してくる対向車にブレーキ踏ませた時点で、その右折は直進車への妨害行為、すなわち道交法違反になるんだからね。
 右折だけでなく、駐車場などから道路に合流するときも、道を行く車にブレーキ踏ませて合流するバカ車は多いですね。この場合に、さらに腹立つのは、強引な合流をしておいて例の「サンキューハザード」で済ます態度。免罪符にすんじゃねーっ、バカヤロウが(これもあって妖之佑はサンキューハザード反対派)。
 あと、前方の状況が判らないままに右折するバカも多い。「対向車の直進があるかどうか判らない」が、なんで「右折できる」に脳内変換されるんだよ? 意味不明だよ。
 思い出してほしいのは、ほとんどの人が体験しているはずの、まだ免許を取る前の路上教習に出たときのこと。右折が怖くて怖くて仕方なかったんじゃありませんか? あの怖さは、免許を取ってからでも大切な感覚なのですよ、きっと。
 一方で、記事に付けられたコメントを見ると「右折車が悪いのはもちろんだが、直進車も下手すぎる。自分なら、ちゃんと回避した」という自信家さんが多くて失笑させられます。こーゆー連中こそが、店に突っ込んで「アクセルとブレーキを踏み違えた」とか、信号無視しときながら「青だった」とか言い訳するのですよね。
 青信号で直進、交差点に入ったタイミングで強引に右折車が突っ込んできた。こんなので無事な回避をできるのは、三船剛や犬神明くらいなものです。現実で可能とするなら、この状況を何百回と反復練習した場合でしょうかね。咄嗟に的確な対応を一瞬でなんて無理ですよ。レーシング・ドライバーでも難しいんじゃないかな。公道とサーキットは、まったく違う、車の性能も違うし。
 妖之佑? もちろん下手クソですよ。だから、ニュースを観て読んで本当に怖かった。あの状況で自分なら、やっぱり事故になってしまうだろうから。気痴害どもの跋扈する公道なんて、できることなら運転したくないですよ、本音で言えば。

 唯一の確実性の高い事故回避方法は、青信号の直進でも徐行する一時停止する、くらいでしょうか。
 青信号の意味がないし、後続車に追突されるね、きっと。

 インフラ面での対策は、すべての交差点を立体交差にするくらいしか、素人の頭では思いつきませんね。
 右折用の矢印信号では不十分です。あれがあっても強引な右折や、逆に無謀な直進すらありますから。
 むしろ、上り線と下り線で青のタイミングが別々の完全な時差式信号のほうが、いいと思う。これなら矢印を追加工事しなくても、信号のプログラム変更で済むからコストも抑えられそうですし。加えて横断歩道の扱いをスクランブルにすれば、さらに安全かと。唯一の問題は、それぞれで信号待ち時間が長くなること、かな。

 青信号で直進してて他車にぶつけられるとか、歩道にいて車に轢かれるとか、どちらも悪夢以外の何物でもありません。
 本当に、今の日本は交通事情が狂ってませんかね。

 右折側の人が早々に釈放されたのは、何か警察が例の“池袋”がらみで市民の目を意識しているようにも思えますね。
 道路事情だけでなく警察に信頼が置けなくなっているのも、日本って狂ってねーか? と感じる要素です。なんだかな~。



 教習員のかたのお話なので参考になるかも。↓

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190508-00010001-wedge-soci