(旧暦 睦月廿五日)

 毎年、今頃になると田んぼとかを見て「レンゲの花が咲き始めてるな~♪」と、つい言ってしまいます。
 言ってから「しまった」と反省するのが常。

 レンゲソウ(蓮華草)と言うべきなんですよね。
 レンゲだと蓮華、つまり蓮の華になっちまう。

 裏取りのために調べたところ、「レンゲソウ」は通称で正式名は「ゲンゲ」なんだそうですね。知らんかったー。

 レンゲソウは花の形が蓮華に似ていることからの命名
 ついでに、炒飯を食べる際に使うレンゲも、形が蓮華の花びらに似ていることからの命名だそうな。

 蓮華と言えば、蓮華坐。
 この言葉の用法が妖之佑は常々、気に入らないんですよね。
 蓮華坐の正しい解釈は、佛様がお座りになっている蓮華のこと。佛像の台座を見れば判りますよね。
 ところがぎっちょん。蓮華坐を、座るときの姿勢を指して使うことが多い。つまり坐禅のときの、あの痺れそうな脚の組みかた。
 正式には結跏趺坐と言うんですが。
 この結跏趺坐の意味で蓮華坐と言うのが、妖之佑としてはどうしても容認できないのです。「そういうもんだ、長らくそう言い習わしている」と言われれば、それまでなんですけどね。でも納得いかないんですよね~。

 いやホント、どーでもいいことではあるのです。はひ。