鏡開き、蔵開き (旧暦 師走六日)

 先日の『ガッテン』は、ちと微妙でした。
 あれって要するに、安静時の脈拍数が高いと動脈関連の病気リスクが上がるので普段から呼吸法でもって下げましょう、ってことでしょ。
 だったら、冒頭のゾウやネズミの心拍音に何の意味があったんですかね?
 あれで、てっきり「動物の心臓は種類問わず生涯心拍数の最大値が同じで、それを打ち切ると寿命を迎える。なので心拍の早いネズミは短命で、遅いゾウは長寿である」というのを解説するのだと思ってましたよ。
 まあ、カピバラの脈拍が人とほぼ同じってのは笑いましたけどね♪

 あの呼吸法、ほぼヨガのものだと思われます。
 いえ、ヨガを知りませんが、禅のそれに近いので、たぶんヨガを参考に考え出したものだろうと。提唱してたの白人さんですし。
 読み囓った知識ですが、座禅の場合、鼻から吸った息を上から下に下ろすんですけどね。上丹田中丹田、下丹田の順に。で、ゆっくりと口から吐く。基本的に、吸う、溜める、吐くで同じだけ秒数を使う。正三角形を思うと容易。
 番組で言っていた腹から胸を経て肩へ、というのは仰向けの姿勢だからでしょう。なので本質は同じだと思う。
 ちなみに、↑の方法で妖之佑は脈と血圧を鎮めること、やってますよ。上手くいくと本当に、きちんと下がります。走ったりして息が乱れているときには効果が見えやすいです。