甲子 (旧暦 葉月廿日)

 むわったくの個人的メモ書きでございます。
 日記だから、いっか♪ と。

 なお、言うまでもないことですが、日記であり自分用のメモなので、内容の正確性について何ら保証はありません。見当違いのデタラメかもしれません。当然、責任など取れるはずがございませんし、取りません。
 そこんトコ、どうぞ、よしなに。





 6N2J について Web でウロウロと調べた件。

 6AX7 と同等であり 6N2P と互換性がある、というような出品記述が外国のサイトにあり(by ぐーさん翻訳)。
 ECC88 と互換性があるという記述が一件だけ日本の個人ブログにあり。

 6N2P は、ヒーター電圧が 6.3V であるという点を除くと、12.6V の 12AX7 とほぼ同じ特性を持っているそうな。まあ、6AX7 が、まさに 12AX7 の 6.3V 版という意味の名前だからね。
 であれば、6N2J も 12AX7 に近い性質かもしれない。12AX7 を4番5番のショートに接続変更することで 6N2J の代用にできるという話も、ここに理由がありそう。

 ECC88(欧州)の正式名は 6DJ8 。上位管に 6922(E88CC)がある。
 また、代替品として 6N23P(ソ連)や 6N11(中国)がある。

 これらを総合すると。
 6N2J は、6DJ8 の一族でも代用が効くように考えられる。これが正しい場合、もちろん 6N2J のヒーター電圧は 6.3V ということに。
 もしそうなら、なぜ回路図にて 6N2J 用のヒーター電圧が 12.6V と記述されているのかが疑問となる。名前の頭に「6」が来るのだから、ヒーター電圧は 6.3V なのが通常。単なる図面のミスだろうか? 中華の真空管ゆえルール無視なのだろうか? 無論のこと、6.3V 用のヒーターに 12.6V の電気を流そうものなら…………。

 なお、出品者や業者の中には球の互換性について不完全な情報やデタラメを言う所もあるので要注意(だから、↑に示した外国サイトの記述も半信半疑)。
 6N2P を ECC83(12AX7)の互換球だなんて、よくもまー。

 6N2J が、まるで“謎の球”だから、こんな右往左往することに。(;^_^A

 けっきょくのところ、実機の回線を電圧計で測定するのが手っ取り早いと思われ。
 どなたか知識と技術のある所有者のかたが実行して、Web に結果を載せてくんないかなぁ。