しつこく続く『ハンチョウ』からのネタ。
三人が木村さんの所で遊んだ話。
大判焼きの食べ歩きで「四つで 720円」とありましたが……それって一個が 180円ですよね?
高い! 高すぎる!! えマジで? 東京って、そんな高いの!?
妖之佑がよく食べるヤツは一個 85円だぞ? あんこたっぷりで美味しいぞ?
うわー、東京こえぇ。住みたくねー。
ちなみに、いちおうの全国共通語としては「大判焼き」、関東の方言として「今川焼き」、そして関西が「回転焼き」と思われます。
ところがぎっちょん、宝塚出身の手塚治虫先生は、なぜか作中で「今川焼き」を使っておられた。これは作品の中で使うには関東の言葉で行くべきとお考えになったのかもしれないし、あるいは編集が校正したのかもしれない。
松本零士さんの『男おいどん』では、九州出身の大山が「タイコまんじゅう」と言ってましたっけ。
TV版『うる星やつら』の立ち喰いのプロを扱った回では、「回転焼きの甘太郎」なる立ち喰い師が登場。関東今川焼き連合と東北大判焼き組合がつるんで関西進出を狙った際、その目論見を完膚無きまでに打ち砕いた、つまり回転焼きを守った伝説を持つ男。ふむ。押井監督あるいは脚本の伊藤さんは「東北=大判」と考えていたのか。
沼川の言う「蜂楽饅頭」は、調べたところ店の商品名が一般名詞化したのだそうな。同様の事情を持つ名称が兵庫での「御座候」。要するに「ウォークマン」みたいな現象ですね。
ところで。
一日外出券専用の帝愛製腕時計、出したら売れないかな?
機能はカウントダウン表示のみ。計測時間は二十四時間単位でしか設定できない。
で、ガワはブレスを含めて全金属製。
下手に、あれもこれもと盛るより、潔いシンプルさは、かえって受けると思うのですが?
『ルパン三世』第一期に、似たような腕時計が出てたなぁ。ルパンたちが星影銀子の罠にはまったとき。自爆装置付きだったけど(笑)。