甲子 (旧暦 水無月十九日)

 火星を題材にした作品ってーと、何があるっけ?
 古典的なのだと『火星年代記』、『宇宙戦争』。
 旧いので『火星着陸第1号』、劇場版『サンダーバード』。
 少し新しくなって、超特急999号の最初の停車駅。
 もう少し新しいのだと『トータル・リコール』や『マーズ・アタック!』かな。『機動戦艦ナデシコ』の第一話が火星だったっけ。
 最近のだと『ARIA』や『テラフォーマーズ』と……あー、ヴェイガンや鉄華団。あと、パンドラボックスが発見された地でもあるな。

 火星人という概念が生まれた原因は、有名な「火星の運河」なわけですが。
 そもそも、口径二十センチ程度の望遠鏡で火星の地表を観測できるはずがなかった……のに観測してしまったからなんですよねぇ。月なら楽勝なんですが。

 判っちゃいるが。
 最接近に乗じて、手持ちカメラの「光学30倍 720mm相当」で挑戦してみましたが、当然のこと無理でした(爆)。

 にしても、不気味なほどに赤くて大きいな。
 あれでは、何者かが飛来してても、おかしくない。すでに近くの杜とかに潜んでいたりして…………。

 叶うなら天文台大望遠鏡で見てみたいものですねー(Web にある NASA の火星写真が、かなり凄い)。