関西気質とは思いたくないが……。

 あんな壊れかたしてるノーズを見ても、そのまま運行させた?
 それとも、あんなに壊れたノーズに気づかなかった?
 異音には気づいていた運転士、駅に入ってきた列車のひび割れに気づいていた駅員、ともに何してたの?

 ちょっと信じられないルーズさではありませんかJR西日本
 前の、JR西日本が異常を放置のまま走らせて、JR東海が引き継いでソッコー亀裂発見の、あの無様な顛末を思い出します。
 推測ですが、運転士には「ダイヤを乱したら怒られる」という強迫観念があったのでしょう。つまり、“上”が「そんな程度で、いちいち列車を止めるな」と常日頃から言っていたということ。でなければ、運転士は止めていたはずですし、駅員も止めさせていたはずです。
 時速三百キロ近いスピードで走るメカにとって、ひび割れは致命的です。
 けっきょく、JR西日本は反省も学習もできない、福知山線の事故以来、何も改善・自浄できないダメ組織ということです。

 そう遠くない将来、新幹線の安全神話を完膚なきまでにぶち壊すのは、まちがいなくJR西日本でしょう。
 JR東海にとっては、いい迷惑ですよ。