で、伝統のほう。

 この問題も根が深いですからね。

 個人的には、女人禁制があってもいいかなとも思うのですよ。
 逆もあるわけですし。ほら、宝塚の施設って取材であっても男子禁制ですよね。
 そんなの全国にいっぱいあるでしょ。

 なのに大相撲だけ「女性差別けしからん」と槍玉に挙げられるのは、さすがに気の毒です。
 て言うか、これらは差別ではなく区別ですから(@某ブリタニア皇帝)。

 ただねぇ。
 かつて女人禁制だった富士山や金剛山などなどは、今や女性でも登れます。何の問題もなく♪
 なので大相撲も、そろそろ考えなおしてもいい頃合いなのかもしれません。
 協会側が女人禁制を守りたいなら、少しくらい歴史を勉強して、その根拠を提示して反対派としっかり議論すべきでしょう。ただ「昔からやってるから」と言うだけでは人々を納得させられませんよ。

 妖之佑は、どちらでもいいと思ってます。
 当事者たちが伝統を守りたいと言うなら守ればいいし、時代に合わせて変えていこうと言うならそれもいい。
 ただ、是非の議論とかをさせる前に、いきなり「表彰式で土俵に上がるから」と言ったバアサン官房長官やオカン府知事のケースは、ただのわがままです。迷惑行為です。その前に、しっかりした議論が先でしょ。これだから女の政治家は**だと言われるんですよ。

 最後に、例の大量の塩について。
 あれは、女性が土俵に上がったことにでなく、人が急病で倒れたという凶事に対する清めだと、妖之佑は理解を示したいと思っています。
 ただまあ、誤解を招く行為ではありましたね。
「病人が出ましたので、土俵を清めております」とでもアナウンスすればよかったのに。ねぇ。