(旧暦 睦月十一日、鍬始め)

 財務省が 2020年東京大会の記念貨幣、一万円金貨と千円銀貨と百円硬貨を出すのだそうで。
 そのお値段、金貨が十二万円、銀貨が九千五百円。

http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1802/25/news027.html

 念のため。
 一万円金貨と千円銀貨だからね。大事なことなので二度言いました。

 古銭商や転売屋の言い値じゃないですよ。財務省の、言わば定価です。
 つか、通貨を十倍以上の掛け値で売るって……それが財務省の仕事ですかね?
 普通に十万円金貨と一万円銀貨じゃあかんのかな? 役人の考えることは理解できません。

 金貨には「心技体」と刻印されるそうですが、むしろ心技体バラバラな企画だろ。
 完全にトチ狂ってやがる。

 昭和天皇の御在位六十年金銀貨でも額面で入手できたのに……。
 まあ、あれはまさしく十万円金貨と一万円銀貨でしたが。



 開催決定から、あれこれと芳しさ続きの東京大会。
 手に入れるとしても、百円玉だけで充分だね。