(旧暦 師走十三日、松迎え、煤払い)

 あの姿勢での搭乗って、紅蓮弐式のカレン以来かな?
 だとしても、男女ペアの複座で女子だけってのが意図的すぎてもう……。台詞もいちいち意味深なのばかり選んでるしもう……。つか、あれじゃ男子、気が散って操縦に専念できんやろ(爆)。

 等身大戦闘ロボでは、ロックマンなどなどあるけど。
 人が搭乗・操縦する戦闘ロボに表情があるってのは、かなり久々な気がします。女子の搭乗姿勢ともども、冒険したな。
 あの感情豊かな龍神丸だって顔そのものは無表情だし。て言うか、アスロトガンガーくらいしか思い当たらないぞ。しかもあれ、搭乗でも操縦でもなくて一種の融合で、ガンガーもロボと言うより金属生命体に近いからなぁ。

 荒廃した世界に閉鎖型の都市はディストピアの定番。それが世界各地に点在している様子で、人類は引きこもって辛うじて生存している……うわ何という既視感。orz
 ゾイドみたいなロボっぽい敵怪獣は、ナノマシンの暴走とかで発生した存在、あたりかな?(『スカイガールズ』の敵「ワーム」が、そんな感じだったな) 世界の荒廃も、本来が環境回復を目的としたナノマシンの暴走が原因とかね(絶賛上映中の「彼氏も凍る」みたいな、ね)。いやでも、あの子沢山な怪獣のほうはクリーチャーっぽかった……むー判らん。

「パパ」というのは、幹部たちの呼称に違いなく。
 あの幹部たち、各都市に3D映像だけを参加させてて、本体は最も安全な場所にいるのかな。まー、ほぼゼーレにしか見えんが。そのうち会話シーンが板きれだけになるかもな(爆)。あー、パパ本人たちはとっくにいなくなってて、人格をコピーしたAIかもしれないな。AIが政権を担っている社会なんて、SFじゃ定番中の定番だし。

 いつの世も「子は宝」のはずなんですが。
 あの世界では、ロボに乗れない子供は用済みな感じがするのが何ともかんとも。
 あるいは彼らは底辺階層の庶民の子供なのかな。地下都市が意外と豊かな感じなので、そうかもですね。唯一の出世コースが、あのロボに乗ること、とか。
 いや、ひょっとするとパイロットにするためだけに人工授精で生まれたと言うか作られた子供たちかも……だとすると鬼畜な。


 ま、そんなあたりを、てけとーに推理してみました。

 にしても鬼娘が「ダーリン」って…………。