納めの金比羅 (旧暦 霜月四日)

 カメンライドしたゴーストとアナザーゴーストの二人同時必殺技を喰らっても生きてるゲイツって、何げに最強かもしれん。

 マコト兄ちゃん、相変わらず格好良いなー。
 細身長身のうえに手足が長いから、本当に絵になる(たぶん、初代ウルトラマンのレベルだな)。

 なるほど。ゴーストウォッチを持ってたからタケルには幽霊が見える、と。ゴーストウォッチに眼魂と同じ効果があるとは意外でした(便利だ。便利すぎる)。
 だとしても、落下する鉄骨三本を吹き飛ばす法力の説明にはならんぞ。あの特技だけで充分、超人レベルやん。あの兄妹も普通に受け入れるなよ。(;^_^A

 アナザーゴーストを倒すため、ではなく、まずはお兄さんを死なせないために過去に飛ぶ。そのうえで、あらためてアナザーゴーストの退治をやりなおす。
 という展開には唸らされました。オーズや鎧武のときもですが、ソウゴは策士ですね。
 つか、霊体もタイムマジーンで過去へ移動できるとは(便利だ。便利すぎる)。

 士は並行世界間の移動ついでに時間移動も可能、と(便利だ。便利すぎる)。
 要するに、こちらの川からあちらの川に移動する際、流れのどのあたりに行くかは自由、ということでしょうか。
 予想どおり、ウォッチをくれてやってもディケイドの力と記憶は残っているようで。て言うか、ウォッチがある時点で士がディケイドに変身できてるんだから、判ってたことか(汗)。
 もうディケイド最凶だな。

 ゴーストの歴史が消えていても、アカリの発明品は健在。で、本編でやったのと同じく、生き霊状態のソウゴを実体化させた、と。
 復活したソウゴが「お腹すいた」というのに対して「だよねだよね♪」とタケルに反応させたい気持ちは判りますが……ゴーストが消えた歴史では、アカリの発明品ともども矛盾でしかないんですよねぇ。タケルが眼魔の手にかかっていない歴史では、タケルは幽霊になった経験ないし、アカリも不可思議現象の存在を認めないし。
 ここは、ちょいと問題。

 ジオウのディケイドアーマーは、ディケイドのコンプリートフォーム以上にカッコ悪すぎる。
 もう少し何とかならんかったのかと。

 迷走していたようなゲイツの決意は、つまりこういうことかな。
「普通の高校生、常磐ソウゴ」を良い奴と認め、彼が最高最善の魔王になるなら、それで良し。最低最悪の道に進まないよう、しっかりサポートする。
 そして最悪の展開になってしまったなら、自分の責任で倒す。
 と。
 とりあえず、露骨なツンデレは、やめとけ。バレてるから。

 勝手に堂々と人のメシ喰う態度は、いつもの士だ♪(クジゴジ堂、ついに食堂にまでされちまったか。そう言えば光写真館も、お客に珈琲ばかり出してたっけ)
 そしてソウゴに意味深な言葉を残す。
 TV本編と劇場版の修羅場をも通過した士は、もう破壊者としての自覚十二分ですから、そりゃ達観してるでしょう。
 真意はまだまだ不明ですが、何となくソウゴとゲイツを鍛えてやってる感は見え隠れしますね。ウォズさんへのツッコミも冴えてます♪
 今後の士の動向に注目ですね。