芒種、八せん終わり (旧暦 皐月十一日)

 まさに“虎の子”なレスラーたちを送り込むのだから、ミスターXも同行するのは、別に変ではない。
 が、解説席に着かんでも、とは思いますね(苦笑)。

 来日した二人の虎はザ・セカンドとザ・ブラックという名でしたか。
 で、セカンドはビッグタイガーの息子で、小柄なために「ビッグ」を名乗れないとのこと。
 とすると、ザ・ブラックはブラックタイガーの縁者ということは、ないのかもですね。旧作のブラックタイガーが小柄でスリムだったのに対し、何という巨漢!(旧作のビッグ&ブラックと、今作のセカンド&ブラックとで、その体格差がちょうど逆転した形)
 にしても、総格あがりのキングタイガーも雇われでなかったことには驚きです。て言うか、四天王の一人と言うにはキングの扱いが雑でしたよ。
 拳太郎は触れませんでしたが、かつてのビッグ&ブラックとの闘いで同士討ちに持ち込んだものの、タイガーの相棒であるミスター不動(拳太郎の直接の命の恩人でもある)も命を落としてますからね。あのタッグ戦で生き残ったのはタイガーただ一人。だからこそ壮絶でした。
 ついでにもう一つ言うと、サードの爺様、ザ・グレートはケン高岡を病院送りにした張本人です。虎の穴の裏切り者なので本当はリング上で殺したいところを、後に控えているタイガー戦を日本プロレス協会がキャンセルしては、あるいは警察等が介入しては困るので半殺しに止めておいたという事情。これも拳太郎は触れなかったな。あるいは拳太郎が杖ついてるのは、あのときの古傷が原因なのかも……。

 ちなみにブラックが永田さんを仕留めた、あの技。バックブリーカーのままマットに突き刺すヤツ。
 似たようなことを初代タイガーが、やってますぜ。体が柔らかくウルトラタイガーブリーカーが効かないブラックVに対して、その体勢のまま、マットを剥いだリング下へと逆さ墜落。つまりコンクリートの床と自分の頭とで相手の胴体を挟み潰すワケ。
 やっぱり旧作に比べると、ぬるいね。

 それにしても今回はミスXが気の毒でした(作画の雑さも含めてね)。
 すべてにおいて蚊帳の外。まあ、相手が四天王では言うこと聞いてくれるはずもなく。
 しかも、レディがミスターXの姪だとはね。これって要は、ミスXの仕事ぶりを監視してたってことですか。
 タクマが虎の穴脱退を決めたこともあって、ミスXのモノポリーでの立場が心配です。

 そう。ダークはタイガー側につくことに(捨てられたケビンは闇墜ちヤンデレにでもなるのかな?)。
 いよいよWタイガーですか。

 ところで、オカダ選手は、どうするんでしょう。
 現実の新日のエースだから、扱いが難しそうですね。少なくとも永田さんや外道さんみたく、モノポリーに叩きのめされるわけにはいかない。かと言って、ミラクル1や2程度の雑魚を片付ける役では、あかんだろうし。
 四天王の一人くらいを、オカダに潰してもらうのが無難かな? でも、すでに敗北したキングはもう出てこないだろうから実質は三人。ふくわらさんの出番も用意すべきだし。となると相手の頭数が足りない。
 さて、どうしたものか。





 やっぱり苦渋の選択でしたか天才外科医。
 けどなー。それって、ランサムウェアの元締めにお金を支払うようなもんでしょ。言うこと聞いたところで、彼女が還ってくる保証はない。
 手下となり果てたレーザーが出てきたように、都合の良い部分だけ切り取った“不完全品”で済ますに決まってます。エンドレス再生の彼女に+αした程度のね。

 新・元社長は、どんどん美味しいキャラになってますね。
 あんなにも腐食したドライバを完全レストアとは、さすが。しかも、最凶敵に対抗するガシャットを開発中とは。番宣でも、ご活躍ですし♪

 しかしなー。レベルMAXとは言え最強フォームが、あんな不細工なのは問題ですね。あれになってから、けっこう長いですし。
 エグゼイド一人だけ体型違いすぎてて何か物悲しいですよ(苦笑)。