よくよく考えてみると。

 破産すれば責任投げっぱでいい。
 お金を返さなくていい。
 海外に渡航中の利用客を一切フォローしなくていい。

 なんてことがまかり通るなら、それは旅行業界全体に対する信頼が失墜しませんか? 尻ぬぐいはすべて現地の日本大使館に、ってのは、さすがに業界そのものが無責任だと思えてなりません。
 ご同業の各社は対岸の火事とか思わず、自主的に救済窓口を現地に開くくらいしてもバチは当たらんと思う。それに、ヤらしい言いかたですが、ここで恩を売っておけば後々、新たな顧客の開拓にもつながるかもでっせ♪

 まあ個人的には、格安海外旅行なんてのはバックパッカーやヒッチハイカーみたいな連中だけが利用していいという程度の商品にすぎないと思いますよ。つまり最低限、自力で現地の宿や交通機関を利用できるスキル持ちさん向けのもの、ってことね。
 右も左も判らん人が使っていい商品では断じてないね。

 と言うほどに、妖之佑は「格安」と付く商品(サービス)を信用していないのです。利用する際は粗悪承知で利用する。微妙な例えですが、百円店が判りやすいでしょ。
 しかも現地で交渉するスキルもないので、海外旅行なんて考えもしませんさね。無能者の自覚があるので身の程をわきまえてるのですよ、わっはっはっ。