ホンダが、この夏にモンキーの生産を終えるそうな。排ガス規制によって、50cc を作り続けること自体が無理という判断だとか。
昨日は、ホンダと日本郵便とで、配達用のカブを電動化することを検討しているとの報道が。
こう見てみますと。
125cc までの原付二種を普免で乗れるようにしろ、という二輪業界の要望と関連付いている気がしてなりません。
つまり、企業努力で 50cc を排ガス規制に対応させるよりも、50cc そのものを廃止して代わりに 125cc を今の原付の立ち位置にしたらええやん。という、安易な道を楽して進みたい本音(?)の顕れね。
もしそうだとしたら、少なくとも技術屋の考えることじゃないよな。
その昔、マスキー法に対して CVCC を開発した頃のホンダの心意気なら。
あるいは、F1で(あからさまなホンダ潰しの)ターボ禁止をされてもなお、NAエンジンで闘い続けたホンダの心意気なら。
原付エンジンでも排ガス規制をクリアすると思うんですけどね。
今のホンダじゃ技術的にも精神的にも、困難に立ち向かうことそのものが不可能ですか。立ち向かうより敗走を選びますか。
悲しいですね。
とは言え。
電動モンキーというのは想像しにくいけど。
出てみれば「アリ」なバイクになるかもしれないし。
いっそ、ゴリラともども電動を考えてみても、いいんじゃない? ゴリラのシルエットなら、タンク部分を収納スペースにできそうだし♪
まーオイラ個人は内燃機関でないと嫌ですけどねーバイクも車も。