小つち、天しゃ (旧暦 睦月廿四日)

 まさにカオスな回でした。まさか、ミスXまでリングに上がるとはね。
 まあ、ミスXの参戦はパワー・バランスの面から言えば妥当な線ではあります。さすが興行主。
 とは言え、いくら筋肉キレッキレでも、実際の試合は危険と背中合わせ。青痣だけですむのは、ご都合主義がすぎますよ。ジャーマン一つ取っても素人には、たいへんに危険なものですからね。
 て言うか春タイガー、技のつなぎが鮮やかすぎる! 筋トレで身に付くってレベルじゃねーぞ
 これなぁ、ガチの試合でなく例えばハッスル(南無)みたいな爆笑エンタメ系のカードなら、まったく問題なかったんですけどね。プロレスの本場 U.S.A. にも、そういったギミックや演出を最優先した団体があるわけですし。モノポリーの重鎮 vs タイガーの若くてキュートなエージェント、ってェ因縁の組み合わせはエンタメ的には好カードですから(いや、春タイガーの正体なんてバレバレやろ)。そのあたりの工夫が足りなかった、あるいは面倒だから省略したのか、結果として脚本にご都合主義の印象が否めなかったわけですよ、アミーゴ。

 ところで終盤、崖登りを終えたタクマの指先を踏んだ、あの髭おっさんって、たしか第一話でタクマに手を出して反対に崖の下へ落とされた人ですよね? 生きてたの!?
 ってことは、あの崖は下側に、サーカスみたく安全ネットでも張ってあったのか。だとすると、昭和の虎の穴とは桁違いに善良な組織ではありませんか、平成の虎の穴。なら、大風呂敷を広げたデスマッチ「ヘル・イン・ザ・ホール」とやらも、たいしたことなさそうですな。なにせ、タイガーに敗れたレスラー総出演の気配ですから(ヒーロー物における再生怪人軍団の立ち位置って……ごにょごにょ)





 けっきょく、「僕」と「俺」、どっちがエムで、どっちがバグスターか、はっきりしないまま通常運行に戻ってしまった。引っ張るなぁ。
 こちら側のライダーが戦闘員を使うってのは新鮮です。シリーズで初めてのことかな? 過去の例では、神様になる直前の紘汰がインベスを従えてたけど、鎧武として使役とかしなかったですよね。





 どう考えても鉄華団は貧乏クジ引いたとしか思えません。
 旨い話にゃ裏がある。副団長の言うとおりで。モンターク商会の勧誘に乗ったときから、こうなることは決まっていたのかもね。

 ともあれ、いよいよ山場であることは、まちがいないでしょう。
 もちろん、最終的にはバルバトスとバエルの決戦になることも想定されるわけで。ガリガリには悪いけど、マッキーがラスボスである限り、君の出番はラス前になるよ。
 それとも、最後の最後にラスボスとしての新たなガンダム・フレームが登場……かな?

 一方でガンプラ 1/144 。
 バエルと、もう一つのガンダム・フレーム(更なるバルバトス新形態なのか、はたまたラスボスなのか)の発売が 3/31 予定なんですが、これって遅すぎませんかね?

※ 発売予定日についてはガセ情報を掴まされたようで……ラスタルの仕業か。orz