PSE問題のとき。
どうせなら早めにということで早々に廃業した中古屋さんが、けっきょくはバカを見た。
経産省が実質的に過ちを認めた形で騒動が終わってみれば、ギリギリまで動かない姿勢だった店だけが今でも商売を続けている。
そういう経緯を知っていると。
築地移転のゴタゴタが阿呆らしく思えるわけですよ。
早々に移転先の手配をした業者さんが今、追い詰められているわけですからね。移転時期は決まらないわ、使っていない場所の維持費はかかるわ、挙げ句の果ては地下水の汚染がえらいレベルになってるわと、もう踏んだり蹴ったり。
専門家は専門家で無責任な発言に終始してるし。
要するに。
お上の決めたことについては、ギリギリまで動かず静観するほうが、まだマシかな。
ということ。
一方で、かつての 2000年問題では、ギリギリまで動かないほうがヤバかった(「大山鳴動して鼠一匹」だったという声もあるが、我々の見えないところで技術者のかたがたがきちんと対策してくれたからこその「鼠一匹」だということを無視した低脳すぎる意見だよ)。
つまり、ケース・バイ・ケース。
要は、自分の身は自分で守る。
とにかく、素人は素人なりに自分の頭使わないといけないってことですね。