(旧暦 霜月廿九日)

 三篠の出番、けっきょく台詞一個だけかよ!
 来年の第六期が早々に告知されましたので、次こそ期待してますよ。





 拳太郎、ただの頑固親父になるの回(笑)。
 記者さんの言うとおり、昭和と平成ではプロレスのスピード感が違いすぎますからね。しかも昭和でも、拳太郎つまりケン高岡や初代タイガーが現役の頃と昭和末期とでダンチ。
 ほら、『キン肉マン』でもあったでしょ。超人五輪の大会中にキン肉大王と委員長が模範試合してたら、観客から物投げられての大顰蹙だったってエピソード。昭和の中ですら古臭かったんですよ(苦笑)。
 で、まあ拗ねた頑固親父は放置して、タイガーは新日でトレーニング……はいいのですが、棚橋や若松に、ねぐら知られてますやん。つか、春奈があれだけ顔出しで活動してるんだから、高岡モータースも知られてあたりまえか。それでもタイガーの正体バレてないんですか? ありえねー。
 前回、先代ミスター?の弟子であるミスター?から必殺技を持たない欠点を指摘されたタイガーですが。先代タイガーに同じ弱点を指摘したのは、たしか鉄腕ジョーだった。あれこれと旧作からパーツを持ってきて圧縮している印象は、あいかわらずですね。
 これで年越しそうなので、最低2クールは確定なのかな?





 まだ1クールだというのに、ライダーが一人退場してしまうとは、やってくれる。
 最初にMと和解するのが監察医だというのは、彼がレベル2でバイクになることから容易に予想できました。つまり、ライダーの相棒はバイクということ。OP映像のライダー3ショットも、エグゼイドがバイクに跨っているので、実は4ショットという意味があったはず。
 だから、まさかこんな早くに退場するとは……やってくれる。
 すぐに六人目とか出ないでしょうから、託されたドライバは単体でバイクになるのかな?





 今のクレーマー天国な社会環境で、よく身障者ネタなんてやったな。ひょっとするとすでに、良識者を自称する輩がMBSに対し、喜んで猛抗議してるかもしれん。
 それまで右目と右腕だけだったミカの不随が右半身全体に及んだ、ということでいいのかな。原因のメカニズムが、まったく想像できんのですが。軽い記憶障害もあることからすると、やっぱり左脳そのものをやられてるのか? それがバルバトスにつなぐと動くというのは、ミカの体を動かしてるのがミカ自身なのかバルバトスなのか曖昧になってきているということかも。劇中、バルバトスに意思があるかのような描写もありますし……怖ぇ。
 どのみち、ミカは前期のアインと同じ道を進んでいるようで。そう、人からMSのパーツへと変化しつつある。
 オルガはオルガで、鉄華団の立ち位置をどんどん悪化させてるし……そもそも、マッキーの「火星の王」という誘いに、なんで独断で返答したよ? 仲間に相談する暇があるなら、名瀬さんに相談すべきだったろうに。それが事後報告ではヤバいって判らなかったのかな? まあ、名瀬さんの言う「生き急ぎ過ぎている」って台詞で説明に替えてますが。
 アトラのあれも、クーデリアさんの表情からギャグに見えてしまうけど、よく考えたら悲壮ですよ。「自分が生みたくても間に合わない」って言ってるのと同じですからね。
 何より、ミカが徹底的に自分のことを軽視しているのがね。とにかくオルガへの依存が強すぎる。で、その依存ゆえにオルガに立ち止まることを許さず「次は何をすればいい?」と常に追い立ててる構図。そりゃ「生き急ぎ」もするか、オルガも。
 今の段階では鬱エンドしか思いつかんわこれ。