納めの観音 (旧暦 霜月廿日)

 水素水ね。話題になった頃から懐疑的でした。
 なので、こういう結論が出るのは当然だと思います。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1612/16/news104.html

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161216-00000007-jct-soci

 こんなの、わざわざ高いお金払って買ってるなんて、日本にはカモが多いということなのでしょうか。
 この手の事例は過去に枚挙のいとまがなく。

 糖質ダイエット、炭水化物ダイエット、林檎ダイエット、マイナスイオンアルカリ性食品紅茶キノコ……等々。
 中でも究極なのは飲尿療法でしょうか(怖)。
 アガリクスは一部企業の製品が有害とのことで回収騒動になりました。
 エナジードリンクに至っては死者まで出ている。
 これらすべてが必ずしも効果ゼロとか有害とかまで言い捨てるつもりはありませんが。それでも劇的効果があったとされるのは、主にプラシーボ効果によるものが大きいと思います。「鰯の頭も信心から」ということですね。

 冷静に考えれば、やりすぎはプラス効果よりもマイナス効果のほうが大きいに決まってます。
 静岡の銘茶だって思いっきり非常識に飲み過ぎれば、たぶん健康を害します。
 何事も極端は、あかんのですよ。

 そう考えると、今回の水素水は「ただの水」ということで健康被害につながるリスクがないだけ、かなりマシなのかもしれませんね。