(旧暦 霜月十八日)

 またも煩悩と妄想を綴ります(笑)。
 ヤならスルーしてくださいな(爆)。





 現在、入手に手頃な受信機というのが三つしかなくてね。

 iCOM IC-R75
 AOR AR8600MARK2
 ALINCO DX-R8

 この三機種。
 それぞれ、実売価格で約八万円前後と同一価格帯なんですよね(DX-R8 本体は五万円ほどだが、ACアダプタでは実用にならないとのこと。電源ユニットを加えると他の二機種とほぼ同価格)。
 手頃とは言いましたが、さすが「通信機型受信機」、お高いものです。(;^_^A

 で。
 ちょいと前なら、IC-R75 が唯一のトリプル・スーパーだったり、はっきり短波受信を謳っていたりとベターな選択だったのですが……どうやら生産が終わるらしく。
 AR8600 は定番のナンバーですが、これは「広帯域受信機」という名のとおり、海外短波放送よりも、一般には馴染みの薄い特殊な電波(航空無線とか消防無線とか)を傍受するのが主目的であり、ラジオ放送だけ聴きたい層には、あまり使い勝手が良くないというお話。
 DX-R8 は、本当に不躾で失礼なこと言いますが、メーカーさんのイメージが、あんまり短波受信に関連性を感じられなくて、申し訳ないけど信用できないし、何より物欲をまったく刺激しない(スマヌ)。

 かつてのBCLブームの頃ならともかく、昨今の地味な流れでは、むしろ定番機種はマイナー・チェンジで細々と続くと思い込んでました。
 ですから、まさか R75 が終わるとか考えていませんでした。お金に余裕ができたら買えばいい、程度に構えてました。
 そしたら、生産終了って……。orz

 デジタル機ってイカれたら基盤の取っ替えがデフォですから、中古品を買いたくはならないんですよね。要はアナログ機以上に「修理不可」判断のボーダーが低いってこと。
 アナログの、取り分けソリッドステート回路は部品一つひとつのチェックと交換(代用)が可能ですからね。メーカーが受けてくれなくても、技術のある個人業者さんが受けてくれるケースは多いし、濃ゆい趣味人なら自分で直してしまう。

 これは、アレですかね。妖之佑のようなド素人は高級最新機種になぞ手を出さず旧型アナログ機を安く手に入れて真似事だけして遊んでろ、っていう神様のおぼし召しですかね。
 まあ、旧型の通信機型受信機に気になる機種があるにはありますよ。

 TRIO R-300
 八重洲 FRG-7
 DRAKE SSR-1

 あたりですね。
 さらに加えるなら、

 National RJX-4800D
 SONY ICF-6800A

 も、カテゴリはいちおうラジオ扱いですが欲しいところ。
 性能面では、とうてい現行機種に敵うはずもありませんが、どいつもこいつも雰囲気だけならたぶん圧倒してる(笑)。
 とは言え、古いことは最大のネックですし、最近はオクでもお値頃品が少なくなりましたから、リスクが高い。むー。つか、何より置き場所がない。ラジオと違って使わないとき部屋の端っこに置くとかできませんから。
 実は、かなり前に TRIO 9R-59D を粗大ゴミで拾ったのですが、電源が入るだけでウンともスンとも言わないし、メーターも無反応(だから捨てられたんだろ)。業者さんに修理依頼するにしても、かなりかかるに決まってる(9R-59D は完成品と組立キットが併売されていたため、もしも無茶苦茶な工作の挙げ句の放置キットだった場合、修理を断られる可能性が高い。素人妖之佑の目では判別できないし)。ということで長らくの押し入れ放置状態、雰囲気すら味わえないのです(苦笑)。

 もうちょい様子見ですかねー(で、目論みそのものが自然消滅する流れか…………)。
 R75 生産終了という情報がデマだったら、一番ありがたいんですけどね。