(旧暦 神無月廿日、戎講、誓文払い)

 例によって、自分用のメモというか、頭の中の整理用です。
 意味判らん人は、ほかってきます。まー、判らなくても、なーんにも困りませんし(笑)。





※ ポセイダル

 オージェ……ポセイダル王家に伝わる象徴的な機体。第二次聖戦時に既存。黄金製。
 プディン・オージェ……同上。白金製らしい。
 オージェ……オージェのレプリカ。本編でLガイムを相手に大暴れした機体。
 オリジナル・オージェ……別名を「オージ」。オージェ(元かレプリカか不明)とプディン・オージェとのニコイチ機体。第二次聖戦後に製造。なお、永野護さんの『F.S.S.』から推察するとファティマ・アトロポス搭載の可能性もあるが、額の窓に映るシルエットは男性形から妖精形へと変化し、女性形ではない。
 パゴータ……オージェ系列の設計機体。

 アシュラ・テンプル(Aテンプル)……第二次聖戦時の機体。一体のみ。レプリカあり。
 ブ-ラッド・テンプル(Bテンプル)……第二次聖戦時の主力機体。戦後も複数体が残存との噂。オリジナル・オージェや Mk-II にパーツが流用されている。
 カルバリィ・テンプル(Cテンプル)……第二次聖戦時の機体。一体のみで、別名を「ヘルミーネ」。レプリカあり。
 ディスティニー・テンプル(Dテンプル)……第二次聖戦時の機体。ポセイダル専用の一体のみ。「ナイト・オブ・ゴールド」の異名を持つ。フィティマ・ラキシス搭載。
 エンペリアル・テンプル(Eテンプル)……第二次聖戦時の機体。一体のみ。フル・フラットの写真に足が写っている。
 フロート・テンプル(Fテンプル)……空中城郭。
 ガスト・テンプル(Gテンプル)……第二次聖戦時の機体。一体のみ。
 クルツ・テンプル(Kテンプル)……ヌーベル・ディ-ザードの別名とも、ヌーベル・ディ-ザードの設計母体とも、ヌーベル・ディ-ザードに改造されたとも、諸説あり。一体のみ。

 アモンデュール……可変機。ヌーベル・ディ-ザードの設計を経て作られたとも、これを参考にヌーベル・ディ-ザードが作られたとも。ファティマがないにもかかわらず、A級扱い。個体名は「スタック」。

 ア-トールV……ア-トール(レプリカ)の改造機。
 サロンズ……グ-ルーン(レプリカ)の改造機。


※ ヤーマンその他

 ガイラム……第二次聖戦時の主力機体。戦後、フル・フラットが私的に保管。
 Lガイム……ガイラムの二十一番機「アーメス0021」を元にした改造機体。ファティマ・クローソ搭載。
 ディ-ザード……Lガイムの構造を元にしたB級量産機。赤い機体のみパーツの質が良くA級に近いらしい。ただし、通常の三倍ではない模様(笑)。
 LガイムMk-II……スタックの改造機体。頭部はBテンプル三番機(個体名「グレイオン」、ファティマ・ティータ搭載)の物を流用。
 LガイムMk-III……プローラー形態のみの非可変機。個体名「ウンダースカッツ」。おそらくポセイダルの手による物。
 ヌーベル・ディ-ザード……可変機。実はポセイダルの設計製造で、アモンデュールや Mk-III とは姉妹機の関係。

 バッ-シュ……第二次聖戦時の機体。一体のみで、またの名を「ブラック・ナイト」。レプリカあり。
 ア-トール……第二次聖戦時の機体。レプリカあり。
 グ-ルーン……第二次聖戦時の機体。レプリカあり。
 ゴンドラ……大昔の機体。



 ペンタゴナ・ワールドのロボット兵器は大きく分けて四種類ある。

 ヘビーメタル:第二次聖戦時までに作られた、いわゆるオリジナル品。基本は一品生産で、同型機複数が存在するBテンプルやガイラムは例外。
 A級ヘビーメタル:第二次聖戦の後に作られた物で、いわゆるレプリカ品と新規設計とがある。
 B級ヘビーメタル:戦争当時のレベルに届かないことを前提で作られたもの。
 マシンナリィ:B級よりも、さらに下の代物。

 A級B級の、ざっくりした分類基準は、ヘビーメタルの複雑な操作を担うコンピュータである「ファティマ」の有無。ファティマ搭載ならA級、なければB級。
 制作側の公式見解としてはファティマの存在は否定されている。が、出版物にて公開されている設定画にファティマの名が記されてあったり、本編動画でヘビーメタルの頭部に人影らしきものが描写されていたり、オリジナルとA級に必ずある額部分の窓や小窓や白毫がB級にはなかったり、などと暗にファティマが存在するかのようになっている。ために、ファンの間では、ファティマの存在を肯定的に扱っていると思われ。
 ただし、『F.S.S.』のファティマみたく外を歩き回って喋ったり笑ったりする人造人間ではなく、ヘビーメタル頭部に封印された人型コンピュータという意味に留まる。本編で出歩いていないのだから当然か(笑)。

 とは言え、A級のカテゴリー分けは実は微妙で。
 百年単位で古い設計のレプリカと、戦後の新規設計とを同列に扱っていいものか? とか。
 品質や性能面でA級に匹敵するもののファティマを持たないアモンデュールを、どちらに分類すべきか? とか。
 戦時中の機体を改造したLガイムはオリジナルなのかA級なのか? とか。
 ポセイダルがニコイチで作ったオリジナル・オージェは、どうなんだ? とか。
 ああ、ややこしい。

 こう考えると、当時、永野さんによるファティマの設定を没にした富野監督は正しかったのかなとも思えます。
 活劇アニメで、あまりややこしくするとワケワカメになりますからね。実際、『F.S.S.』はムッチャややこしいし(爆)。





 うむ。
 こーして書き出してみると、ある程度は整理できるな。