三隣亡 (旧暦 神無月十四日)

「007」と言えば、英国MI6 の某エージェントに付けられた超有名なコード・ナンバーですが。

「0011」というコード・ナンバーも実に有名で。
 こちらは国際機関 U.N.C.L.E. のエージェントに付けられたナンバーで、その名を「ナポレオン・ソロ」。
 諜報機関モノにもかかわらずコミカルな演出が良かったのか、この『The Man from U.N.C.L.E.』は日本では『Mission: Impossible』より受けたんじゃないかな?(『Mission: Impossible』はストーリ内容よりも、大平透さんの「なお、このテープは自動的に消滅する」って吹き替えだけが独り歩きしてる感じで)
 少なくともスパイ物作品に限っては、バディ物の元祖に近いかもしれない。
 ちなみに、MGC がかつて製造販売していたモデルガン「ワルサーP38アンクル」と専用オプションは、この作品の劇中銃を模しています。

 そんな人気番組の主役を演じられたのがロバート・ヴォーンさんです。
『COLUMBO』では、なんと二度も重要な役でゲスト出演されており。
 また、『The A-Team』では、マンネリ対策としての制作方針変更で、Aチームに命令する陰のボス的役割でレギュラー入りしましたっけ(残念ながら、この方針変更が番組をさらに衰退させる原因となった……)。
 気づいてなかったのですが、あの『復活の日』にも出演されてたんですね。

『The Magnificent Seven』最後のお一方だったそうで。
七人の侍』も全員が鬼籍に入られて、かなり経ちますし。
 時代の流れですね。

 R.I.P.