またトラックによる事故ですか。

 こっちは、高齢者+認知症という、例のパターン。

 高齢者=認知症、と決まっているわけではありませんが。
 免許更新時の認知症検査程度では、チェックがザルもいいトコでしょう。

 もうね。
 原則、高齢者に対して一律に運転免許の停止処置をするしかないと思いますよ。その代わり、交通インフラを整備して移動の環境を保証すること。
 で、インフラ整備が無理なド田舎では、例外として高齢者でも運転できるとする(↑で「免許の停止」と言ったのは、ド田舎に引っ越す可能性を考慮して)。ただし、速度の出ない車に限る。昔に大活躍したバタバタ、つまりオート三輪を復活させるんですよ。あれなら、あまりスピードを出せませんから、事故のリスクも少なくなる。しかも、田舎のガタガタ道を走るに限定するんです。幹線道路は走るの禁止。ド田舎で高齢者に車が必要なケースって農業や畜産業でしょう。それらの用途ならバタバタでもいけるって。別に、時速百キロなんて要らないはず。
 あるいは、もっとシンプルに。年齢に比例して免許の更新手数料を跳ね上げる、という方法もアリかもですね。それこそ、自動車の任意保険みたく、運転者の年齢を計算式に入れるワケ。80過ぎても運転しようとすると、手数料が一回の更新で数十万円とかね。
 それくらい思いきったことをやらないと、事故を防げない気がするんですよね。

 もしも、こういった措置を実行すると、「権利を侵される」と怒るご老体が多々出ることは予想がつきますが。
 整備不良の車を走らせるのが罪であるのと同様。
 心身にガタが来ている人が鉄の塊を走らせることも罪なのですよ。それを理解しようとしない老害に対しては、権利の剥奪もやむなしだと思うのです。

 家族が自主返納を促せばいいだけ。家族の怠慢であり、家族に責任がある。
 と批判する人もいますがね。老害は非常に意固地だという現実を知らない者の無責任な意見ですね。
 お上が決めてくれないとね。家族の言うことなんて聞きゃしないですよ。

 老人が我を通して運転した結果が、小学生の死だなんて。死ぬ順番まちがってます。
 だからと言って、事故を起こした老害を罰したところで、死んだ子供が生き返るわけでもない。
 未然に防ぐ有効な方策が必要なのですよ。多少強引なものでも、ね。