(旧暦 葉月廿一日)

 情弱だったことは認めます。
 そーゆーことだったのねん。

 キングがアニメ関連で長年使ってきた「スターチャイルド」レーベルを廃止、「キング・アミューズなんたらかんたらうんぬんかんぬん」という長ったらしくて憶えにくい名前に変えたときの違和感たるや、ハンパなかったのですが。
 だって変えるにしても、普通ならお客様に憶えてもらいやすい名前にするものですからね。なのに真逆。センスのカケラもない。ムリクリ変えたって感じすら。

 そーゆーことだったのかー。

 あの名物Pが追い出されたのですね。
 それで会社のアニメ部門を再編成したと。
 で、Pの影響下にある所への風当たりが厳しくなったと。
 ゆかり姫の休業然り、アニラジの縮小然り。
 というわけか。なるほどなるほど。

 経営陣の構成に変化があったのだろう程度のことは想像してましたが。
 あのPが退社とはねぇ……。



 地方打ち切りの発表から一週間経っての『ブギーナイト』を聴いた印象はね。
 とにかくリスナーの反応が、おとなしいったら。「よく躾けられたお客様」という言葉が浮かびましたよ。
 まあ、厳しい批判投稿は全ボツになってるでしょうから、その分のバイアスは考慮しないといけませんが(ちなみに、聴くだけリスナーたちの意見を匿名掲示板とかで拾うと、そりゃーもー辛辣♪)。
 それでもね。感じてしまったのは。

 あの番組は教祖と信者の集いだったんだな。

 ということです。いやー、それに気づいた瞬間、なんか薄気味悪くなりましてね(汗)。
 林原さんも林原さんで、リスナーに対して「迷惑かけて申し訳ない」的なことをおっしゃってるわりに、「どーせ、みんなついてくるさ」って感じが見え隠れしていないでもない。
 ひょっとしてイエスマンに囲まれた環境が長く続いてでもいるんでしょうか。

 てなわけで、一気に醒めました。
 私は、雑音リスナーしてまで継続聴取はしません。キングの思い上がりを批判する意味も込めて、ネット配信もスルーします。今月限りでサヨナラです。

 なお。
 ネット環境がないと嘆くリスナーさんに林原さんが「雑音リスナーって方法もある」とおっしゃってましたが。
 あれだけだと、さすがに不親切ですよねぇ。雑音リスナーにも、それなりの環境というか設備と工夫と覚悟と忍耐が必要なんですから。
※ 具体的には「ラジオ 中波 遠距離受信」あたりで、ぐぐってみよう。個人的には、いつも言っているとおり、古くていいからアナログ式ラジオ、またはアナログ式ラジカセ(聴くだけならカセット部は壊れててもOK)がオススメ。もちろん、新品の高性能機が手に入るなら、それに越したことはない。