大つち、末伏、月遅れ送り火、大文字、灯籠流し (旧暦 文月十四日)

 五輪中継でも、ちょくちょく目立ち。
 あるいはプロ野球中継などでは、しょっちゅう使われる言葉に、

 勝ち越し

 というのがあります。

 が。
 これ、やめてほしい。

 そもそもの「勝ち越し」とは大相撲において一つの本場所で力士個人の「勝ち総数>負け総数」が確定(本場所の番数は関取で十五、幕下以下は原則七と奇数なので、勝ち負けが五分五分とはならない)したことを意味し、それは力士の番付すなわちランキングが上がることをも意味します。で、当然のこと「負け越し」は「勝ち総数<負け総数」であり番付が落ちることなのです。
 つまり「勝ち越し」とは力士生活にとっての最重要要素であり、実に重たい言葉なのです。

 それをプロ野球などなど得点制の競技で、点取り合戦になった試合中に何度も「勝ち越した」を連発する。
 やめてくれ。
 普通に「逆転した」でいけないんですか? 同点からのリードならそれこそ「リードした」でいいじゃないですか。

「勝ち越し」という言葉の価値と重みをプロ野球や五輪中継が下げているようで不愉快なのです。
 つか、誤った使いかたと言ってもいいんじゃね?