岡目八目
囲碁において、対局者当人たちよりも見物人のほうが八目多く読める。
つまり、当事者よりも第三者のほうが事態を冷静に適格に判断できる、という意味ですね。
今の、専門家でなくとも私たち一般市民ですら、第二次大戦へと至った欧米列国の動きや独逸国民の姿勢を歴史としてひもといた場合、「こいつら、揃いも揃ってバカばーっか」という感想を持つと思います。
ヒトラーおよびナチ党の言動あれこれを内外が認め放任、あるいは支持したことこそ世界大戦の原因ですからね。
雑草は芽のうちに摘み取るのが楽。
エナメルブラックは一匹見つけたら放置せず徹底的に駆除が大原則。
病気や怪我は初期治療のほうが楽で安価で完全治癒も見込める。
なのに、どいつもこいつも前兆段階で放置した挙げ句、事態を悪化させてから大騒ぎする。
さて。
今より二、三百年後の小学生が歴史の授業で「せんせー、この時代の人たちって、みんな頭悪かったの?」と言いそうな気がする昨今の情勢。
西側諸国が中露を金持ちにした挙げ句が今の困った状況ですが、これも岡目八目でいけば、判りきった展開・結果なのだと思います。
同じように。日本国内においても、安倍に勝たせた有権者たちが後々の日本史において愚者扱いされる日が来ることでしょう。
ったく、判りきってて、なんで票を入れるかな。
バカなの? バカなんだろ? やっぱバカだよね?