神様、渋い車に乗ってるなぁ。
あれ、初代のスバル・サンバーじゃね? (※ どうやら、二代目サンバーのようです)
まとめ直しますと。
過去の辛い記憶をまるっと受け入れると納鳴村から正常に出られる。
これが、よっつんと運転手さん。
過去の辛い記憶が気にならなくなると村から出られるが、自分の一部を失い、身体に異常を来す。
こっちが神様。
過去の辛い記憶と向き合うことを放棄すると、活動性を失う。
これが村の無気力組。そのままだと大変なことになるらしいが、具体的にどうなるかは知らん。
しっかり者の山内さんとソイラテさん、熱気だけはなくしていないヴァルカナ、真相を知った三人組、とにかくレイジに会いたい会いたいな真咲、発狂寸前のキ印ペア(美影はガチの無能社員だったようだし、らぶぽんは何故に精神科に入院していないのかってレベル)、同じく壊れる寸前のスピードスター、そしてボスとその下僕ペアは、まだ自分のナナキをどうするか決まっていない。
で、例外中の例外が光宗。
レイジが一緒に暮らしてたうちの一人がミサトだったんだろうね。あそこはナナキたちがシェアしていた部屋なのでしょう。
レイジがもともと実在していた人物かどうかは不明ですが……ただ、納鳴村関連の記事に真咲のことは出ていたけどレイジのことは触れられていなかったとなると、完全な真咲の想像の産物? いや、こはるんが意図的にレイジに関する記事だけ除けていた可能性もあるにはあるか。
その、こはるん。
スピードスターに同情するそぶりを見せ、あえて本名で呼びかけたり、でも実際には傷口に塩と胡椒と辛子を擦り込んで煽りに煽るその丁寧さ。思えば魔女裁判に至る経緯でも要所要所で皆を巧みに誘導していたわけで。
これって、心理学の応用じゃね?
つまり、こはるんの言う「大切な人」って神様のことじゃないのかな。
ダーハラ曰く、こはるんは「教授たちに受けがいい」。ついでに、ダーハラは納鳴村のことを「与太話」と口滑らせてたり。つまり、ダーハラも神様を知っていて神様糾弾側についていた一人。つーことで、三人とも同じ研究室に籍を置いていたというのが当たってる気がします。
とすれば、こはるんがナナキを育てる目的は、納鳴村とナナキの存在を証明して神様の名誉を回復させることになりますね。なんか思いっきりメロドラマっぽくて嫌ンですが……。
あの日に限って神様が居眠りしたのは、こはるんの仕込みでしょう。それで、こはるんだけ後からパーキング・エリアでバスに合流したと。
すべて神様を想ってのことでしょうが、それでも怖ぇ女だとしか。
レイジ、ミサト、そしてあの巨大婆様。
本人にしか見えなかったナナキが充分に育つと他人にも共通の姿で見えるようで。実に実に(作り手にとって)便利な性質ですね。
残念ながら、ここまでくると、もはや合理的説明は成立しません。
うーん。モヤッとする。