ほら見てみぃ、買い叩かれてるやんか。
シャープの身売りは、けっきょくのところ、他の候補に売るより安売りになってしまったという、シャープ側のバカさ加減が露呈する結末に。そんな経営陣では、そりゃ会社も傾くわな。
たぶん近いうちに液晶技術だけ盗られて捨てられますよ。
東芝も白物部門を身売りということで、大ニュースになってますが。
それこそ、北米マランツや独逸コンタックスに携わっていた人々や、バブル時代にロックフェラー・センターが三菱に買い取られたときのニューヨーカーの気持ちが、こんな感じだったんですかねぇ。
下品なビルの地上げはともかく。
ツァイス・イコンからコンタックスの利用権を得たヤシカと、それを引き継いだ京セラは、「コンタックス」ブランドの名誉は最後まで守り続けたと思います。一眼レフの RTSシリーズや、コンパクトのTシリーズなど、日本版コンタックスにも名機は多いですから。
一方のマランツも言わずもがな。日本マランツとなってなお名機を出し続けてきましたし、D&M傘下となった今でも頑張っています。
これもまた日本が世界で信頼される理由の一つではないでしょうか。
「ThinkPad」という偉大なブランドを堕落させた中華思想とは魂が違うのですよ。
シャープと東芝……終わったな。