テクニクス、やってくれやがる。
http://jp.technics.com/products/1200gae/
今朝の朝刊の見開き広告を見たかたもおられるでしょう。
外見的には SL-1200MK2 から最終量産型 MK6 まで統一され続けたデザインと、まったくと言っていいほど変わっていません。
にもかかわらず、この GAE は定価33万円!
いくら限定生産品とは言え、思いきった価格設定しましたね。
デザインだけでなく、おそらくは性能的にも MK2 から際立った変更点はないと思われます。なにせ、それが MK2 以降の SL-1200 の伝統でしたから。で、MK2 が定価7.5万円。妖之佑の所有する MK3 も実売で5〜6万円ほど、MK6 がいくらだったかは記憶にありませんが、それでも 10万円を越えることはなかったと思います。
ブランクがあるにしても、33万円は大胆な。
こんなことするよりも、月々の数が少なくてもいいので、とにかく生産し続ける姿勢をお願いしたいんですよ、テクニクスには。
つまり、限定でない量産品としての SL-1200 の新作を、多くの人々は待っているはずなんですよ。
限定品はね。
SL-1100 か SP-10 のデザインとナンバリングでやったほうが、よかったんじゃないかな。
SL-1200 は、『こち亀』同様の「偉大なるマンネリ」のナンバーなのですよ。