八せん終わり、三隣亡 (旧暦 睦月四日)

 最近、首や腰が痛くてね。
 接骨院かマッサージに行ってみようかな。
 なんて思ってたんですよ。

 で、そんなときに、10日の『クローズアップ現代』を観てしまうと。

 接骨にも整体にも怖くて行けねーっ!

 とブルッてしまったワケです。
 そもそも公的資格のない、しかもけっこう力を入れてくるような整体は信用できないとは思ってましたけどね。

 ほら、けっこう前の話ですが、施術する相手の体をボキボキ鳴らすのが良い整体師の証、みたいなのが流行ったじゃないですか。カリスマ整体師なんてのもいて、勘違いしたラーメン屋みたく偉そうに客を叱るバカとかをTVでヨイショしてたり。そんな整体師たちが相手の体をどれだけ鳴らせるか、鳴った音の数を競うとかのバカ丸出しな企画をやったり。
 で、そんな頃に『パペポTV』で、鶴瓶師匠が、
「こないだ整体に行ってきたんですよ。全身バキバキ鳴らしてもろて気持ちよかったんですよ」
 と言った横で、上岡龍太郎さんがボソッと、
鶴瓶ちゃん、体壊すで」
 と、つぶやいたんですよね。
 冷静に考えれば、北野たけしさんみたく自分で首をコキコキやるならまだしも、他人に首とか背中とか腰とかベキバキ鳴らされるなんて、怖すぎですよ。折れたら、どないすんねん!? ですよね。
 あんな頃から今の状況を読み切っていた上岡さん、さすがです。

 閑話休題

 一方の免許を持っているはずの接骨医も、あかんという。
 これも冷静に考えれば、医師や歯科医師にだってヤブがいるわけですから、接骨医にだってハズレがいるのは道理でした。
 評判の良い所を、ったって、その評判がアテになるものかどうか、という問題もありますし。
 さて、どうしたものか。

 とりあえず、たいして力を込めないリラクゼーション系に行くのが無難でしょうかねぇ。
 あるいは足の裏マッサージ?(これもグリグリと痛くやるのが良いとか流行った時期がありましたが、今は、どうなんだろ?)